ソフトバンクG、米ソーファイの持ち分一部ないし全て売却へ
Greg Chang
2022年8月9日 6:48 JST 更新日時 2022年8月9日 7:40 JST
8月5日に1株当たり加重平均価格7.99ドルで約540万株を売却
8日にも平均価格8.17ドルで670万株を追加売却したと届け出
ソフトバンクグループは、オンライン経由で学資ローンやオートローンを手掛ける米金融会社ソーファイ・テクノロジーズの9%持ち分の一部ないし全てを売却することを決定した。米証券取引委員会(SEC)に8日提出した届け出で明らかにした。
届け出によれば、8月5日に1株当たり加重平均価格7.99ドルで約540万株、8日にも平均価格8.17ドルで670万株を売却した。ソフトバンクGは子会社を通じて、6月末時点でソーファイの株式8320万株を保有。売却する株数とそのタイミングは「多くの要因」に左右されるとしている。
8日の米株市場でソーファイの株価は0.3%高の7.98ドルで終了。通常取引終了後の時間外取引では一時3.9%下落した。同社の株価は年初来で50%下げている。
ソフトバンクGが8日発表した4−6月(第1四半期)連結決算は、純損益が3兆1627億円の赤字に転落。世界的なテクノロジー株急落で出資先の企業価値が低下し、「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」は投資ポートフォリオのバリュエーションが打撃を被った。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-08/RGBFSFT0AFB601
米上場している中共企業の多くは、まともな監査を受けた事のなく、3年の猶予が与えられてましたが、いよいよ期限が迫っています。
お陰で世界中でテクノロジー株が急落する事態になっています。
ソフトバンクGは日本国内の通信で儲けているので、海外事業で損失が出た場合、円からドルに交換して穴埋めすることになります。
しかし、今年に入って10%を超える円安となっているので、負担が大きいです。
さらに、米国はインフレ対策として高金利にシフトしているので、運転資金としての米ドルの調達コストが高くなっています。
優良企業のソフトバンクGも今やゾンビ企業となりましたw
中国テクノロジー株急落、米上場廃止懸念で−SWFの株処分も重し
Catherine Ngai、Chloe Lo
2022年3月11日 11:04 JST 更新日時 2022年3月11日 19:42 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-11/R8K4JJT0G1KX01
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