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2022年07月13日18:48

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現代の5・15事件。安倍晋三元総理が暗殺された事件について

漸く情報も出回ってきたので、そろそろまとめてみようと思います。

【元総理大臣が暗殺される、現代の5・15事件】

令和4年7月8日。
安倍晋三元総理大臣(2006年9月20日〜2007年9月23日、2012年9月26日〜2020年9月14日)が参議院議員選挙の演説の最中に銃撃され、亡くなるという衝撃的な事件が起きました。
現職を含め、総理大臣クラスが暗殺された事件と言えば、伊藤博文や犬養毅(5・15事件)などくらいしかありません。
どちらも戦前の話であり、歴史に残る大事件であることは間違いない。

【安倍晋三と言えば、「戦後レジュームからの脱却」「集団的自衛権」「自主憲法制定」などを掲げ、何度も選挙に勝ち続け、根強い人気を誇った稀有な政治家】

持病を抱えており、ストレスに弱い一面もあったが、安倍晋三と言う政治家は確固たる信念を持って日本の国益に当たり、自主憲法制定を掲げ、日本が国際社会で責任を果たせる国であるように集団的自衛権に関する法律を制定し、戦後レジュームからの脱却を図ってきた政治家。

良くも悪くも影響力の大きい人物で、海外からも評価が高く、総理を降りて一議員となった後も自民党最大派閥である「安倍派」を率い、後任の菅元総理や岸田総理が諸外国と渡り合う時も、「ところで、シンゾーはどう言っているんだ?」などと海外にも顔が利く人だった。
現役の総理でもないのに米国、英国、中国、台湾などを始め世界の国々の要人から、果ては現在戦争真っただ中のロシアとウクライナの両指導者からも悔やみの言葉が届いている。

【犯人の山上哲也について】

犯人の山上哲也(41)は、奈良市在住で2002年〜2005年の間は海上自衛隊にいたと言う事らしい。
海上自衛隊は事件の報道を受けて、「海上自衛隊では銃の射撃訓練は一年に一回だけ」「銃の分解や組み立ての作業はしない」と言った発表をしていました。
一応、当人が言うには、母親が統一教会と言う新興宗教にのめり込み、多額の献金をして家庭が崩壊した。
恨みを持った、安倍さんが統一教会と深い関わりがあるとネットで見て恨みを募らせた。
統一教会のトップを狙おうとしたが会う事が出来ないから広告塔に使っている安倍元総理を狙った、とのこと。

統一教会側の会見では、「山上の母親が破産したことは知っているが、安倍元総理が会員だったり信者だったりした事実はない」と突っぱねられてますが。

なお、本人は「安倍氏の政治信条に恨みはない」と言ってますが、これは絶対に鵜呑みにはできないし、そもそも本人も絶対に喋らないでしょう。
何故なら、「安倍氏の政治信条が許せなかった」と言おうものなら、その瞬間に「言論に対して暴力で対抗したテロリスト」と位置付けられてしまうから。

第一、本気で統一教会に恨みを募らせていたのなら、わざわざSPがついていて日本中を飛び回っている安倍元総理よりも、統一教会の支部に向かってガソリン持って特攻する方が確実に統一教会に対してダメージを与えられていたはず。
たまたま警備がズボラだったから成功しただけで、射殺前に取り押さえられる可能性を考慮したら、命捨てて復讐したいと思ったらそっちを選ぶのが自然でしょう。

【安倍元総理が殺害された後で、能天気に「警備に問題がなかったか検証する」などと言っていた奈良県警は時代が時代なら責任者は切腹もの】

SPや護衛と言うのは、100点か0点かのどちらかしかありません。
護衛対象に怪我でもさせようものならその時点で0点だし、殺害されている時点で検証も何も無い。
これがまだスナイパーライフルで超遠距離から狙撃されたとか、手榴弾を投げ込まれて護衛諸共吹っ飛ばされたとかなら、防ぎようが無かったと言うのも分かる。
「警備に問題がなかったか検証する」と言葉は、警備に問題が無かった可能性があるときに使う言葉であり、警備に問題があったのが明白な場合には相応しくない。

私は安倍元総理が暗殺された当日に、あるルートから暗殺された瞬間の極めて鮮明な動画を入手した。
それを見たところ、SPも警備もほとんどが前を向いていて、後ろはノーガード。
人数も決して多くないにも関わらず、無理に群衆に紛れさせていたり。
一発目の銃声が響いた後、全員が後ろを振り向いて、数秒後に二発目が発射され、安倍元総理に直撃した。

・何故、後ろを誰も見ていないのか?
・何故、一発目が外れた時点で、護衛対象を伏せさせようとしないのか?
・何故、護衛対象と襲撃者の斜線上に誰も入ろうともしないのか?

日本は銃社会ではない事、札幌地裁で「群衆が距離を詰めてきた際に排除するのは違法」などと言うヘンテコ判決が下されたせいで護衛がし辛かった、と言う点を差し引いても、あまりにもお粗末。
これでは、世界中に『日本の警備は全員平和ボケしてますよ、頼りになりませんよ』と発表したも同然。
そりゃ米国大統領が来るときは自前のSPつけるわな……
トランプ元大統領やバイデン大統領だったら、一発目の銃声が聞こえた時点で身を伏せてるでしょうし。(あちらは銃社会と言うのがあるにしても)

なお、その動画はニコ動やYouTubeにUPを試みたけど、どちらも弾かれた。
GoogleDriveでマイミクさんに渡したりもしたけど、そちらも数時間で見れないようにされた。
Skypeをお持ちの方ならまだお見せ出来るので、見たい方は個別に仰ってください。
正直、頭を撃たれて脳漿が飛び出たとか血まみれになったとかならともかく、大した動画では無いんだけれど、何故これが暴力的だと言われるのか理解不能ですが……(暴力的と言うなら、ISILによる処刑動画とかの方が余程酷い。斬首や水責め、ガソリンかけて火をつけるなどやりたい放題)

【世界中から惜しまれる安倍元総理の死】

一部、頭のおかしいアンチ安倍の輩が諸手挙げて喜んでいますが、そんなものをかき消すくらいに世界中から惜しまれている安倍晋三と言う男。
特に私が心に響いたのは、トランプ元大統領の
「世界中に取って非常に悪いニュースだ」
「彼の偉大な国を愛し、守り続けた男」
「彼のような人は、二度と表れないだろう」
「犯人には速やかなる厳罰を望む」
と言った文章が英語で発表されてましたね。ツイッターで。
安倍・トランプタッグは本当に阿吽の呼吸で仲が良く、トランプ元大統領は当時の安倍総理を頼りにしていた節も強かったので、心から悲しんでいるのが伝わってくる。

国内だけど、麻生太郎氏の
「あなたは、私の弔事を読むことになっていたんじゃないか。こうして私があなたの弔事を読むのは辛い。大変辛い」
「そのうち私もそちらに行くから、また楽しく話そう」
「(安倍氏の父の)晋太郎さんに胸を張って報告するといい。祖父の岸信介も交えて」
と言った言葉も涙を誘う。

そう言えば、トランプ大統領就任時に前任のオバマ大統領に散々暴言を放っていた、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領について。
反米意識が強かったドゥテルテの所を尋ねるべきか迷っていたトランプに、「絶対、行った方がいい。あなた(トランプ)とドゥテルテは、きっとウマが合う」と助言し、就任からすぐにフィリピンを訪ねて米比関係を改善出来たという話もありましたね。

また、今の「令和」と言う元号を最終的に決定したのも、安倍総理(当時)だったなと考え、この記事を書きながらも未だに私もその悲しみが取れません。
正直、政治家が亡くなって泣くことなんて無いと思っていたけど、政治家が亡くなったというニュースで涙を流したのは生まれて初めてです。
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