ペタペタ日記２０９「前楽後憂」

■JR各社のお盆の指定席予約、昨年比で2・7倍　感染拡大でも大幅増
(朝日新聞デジタル - 07月26日 14:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7048872

「よかったですね、お盆の指定席予約が去年の２．７倍の大幅増になって、、」
「う〜ん、でも手放しでは喜べないんですよ、お盆が終わればおそらくそれ以上の倍率で発熱外来にコロナ感染患者さんが殺到することになりそうなんでねえ、、、、」

テレビではカルト教団とカルト政党の関係についていろいろ取り沙汰されているが事件の発端となったカルト教団と元総理のつながりについてはほとんど語られることがない
関係者たちも「知らぬ存ぜぬ」か「それのどこが悪い」という態度で真摯な反省や誠実な説明はなされないままだ
政治と宗教との不適切な関係はスキャンダラスなワイドニュースネタとしての取り上げ方が主流でそのことが社会にどれだけの悪影響を及ぼすのかという視点が深まっているとも思えない
視聴者の興味が薄らげばやがてなにもなかったことにされて忘れ去られてしまうのだろう

今の日本では政治中枢の不正ややましいことが徹底糾弾され正当に裁かれるることがほとんどない
嘘や言い逃ればかりで真実は殆ど何も語られず人事権の濫用や証拠の隠滅によって実態が闇の彼方に葬り去られてしまうからだ。飼いならされたメディアの追求姿勢もへっぴり腰で及び腰
国民もメディアも口をつぐみ意見は言わず世情に流され行動も起こさないことで共犯者としてそれを許している。今更文句を言ったところで仕方がないという姿勢を恥じることもない
今回の政治と宗教の一体化問題も一過性のニュース商品として消費されていくに違いない
民主主義と日本の社会を壊滅させた元総理の様々な大罪を見逃し、むしろ進んでそのことに加担してきた今の日本や日本人にカルト集団の無法な振る舞いを諫める術などあるはずもない
「防衛大臣や国家公安委員長という日本の防衛や安全の根幹がカルト教団とつながっているのは由々しき問題だ」という声もあるようだがその総元締めであったはずの元総理のカルト性を排除できなかったことを思えばそういう指摘も単なる負け犬の遠吠えでしかないだろう

「してはいけないことをしてはいけないしそれを許してはならない」とか「嘘をついたり人を騙してはいけないしそういう人を信じてはいけない」というごく当たり前のことさえできなくなった日本人が今の日本の惨状を招いている
同調圧力に屈した不幸な精神や不純な道徳が反社的な組織や人物の暗躍を支え増長させ続けている
日本人が不道徳で不誠実な姿勢を改めない限り日本の衰退や劣化はおそらくこれからも止まらないだろう

昨日は１時間ほどでなんとか一枚の畑を刈り終えた
今日も頑張って一枚刈りに挑戦してみるか