行ってきました、
第3２回妙高オーディオ倶楽部試聴会
大盛況で140名の熱心なAMPビルダー、オーディオマニアが集まりました､
毎回、最後の占めの発表、今回はコロナ下の間、沼口工房とA&R Labは過去に例のない、第二世代電源搭載、AMP内部の低DCR化、チョークレスAMPと新回路技術(特許申請中)の実験を重ねてきました、特許回路､特許申請中、実用新案一件の過去に類を見ない最先端真空管AMPです、製作者沼口さんも私も今まで聴いたAMPの中で最高の出来栄えを感じました、音にうるさい厚木のNさんをどうしても欲しいと言わせた逸品です。
KT-90ppチョークレスAMPの特徴。
�� このAMPの最大の特徴は音がSPの外に広がっていくことです、なぜ広がっていくか？
出川式電源AMPは整流回路50Hzノイズの発生をなくしたためSPから出る波紋の広がりが従来電源AMPと異なり音(波紋)の広がりに差が出ます。
自然界の音、アコーステック楽器の音は自然に音が消滅していくため音がひろがって聴こえます、従来電源(クラシック電源)ＡＭＰでは整流回路でノイズが発生、音の大きさに比例してノイズが大きくなり、音声信号に付帯してしまうので、SPから出る大きなノイズ(50Hz〜1,600Hz)が消滅しないため、音がＳＰにまとわりつきSPの真ん中によってしまい音が広がっていきません、
➁今までのAMPではなかった、新しい回路CPM回路がついている、
どういう働きをするか？
直流回路で電流が流れて止まるとマイナス側に逆起電圧が発生、ジッター電圧、リンギング電圧が発生します、この逆起電圧が+ライン電圧より高いと、マイナスラインにジッター電流として流れます、この間直流回路は瞬断しています、CPMは逆起電圧をプラスラインに電流として回生させる働きをします、直流回路の瞬断がなくなると、スピーカーとくにウーハーの挙動不審がなくなり切れの良い音なります。
��チョークレスAMP：最新の回路技術、直流回路でチョークは位相が90°遅れ、電流は遅れて流れます、この間の情報量が失われた状態です、チョーク後のコンデンサも回路がつながっているため、放電電流も引っ張られてしまいます、
チョークとコンデンサの間に大電流LCM回路を挿入すると、コンデンサに溜まった分は自由に流れます、そして、チュークにパラに抵抗を挿入することで電流の遅れは解消します、この間失われていた情報量がすべて音として出てきます、結果中低域の厚み、音のスピード感が従来電源AMPと一線を画すAMPになります、ラインAMPは5687と橋本のライントランスを出川式電源、チョークレスAMPと新回路技術(特許申請中)で鮮度の高い再生音になります。
ソフトは
●テーマ曲サラブライトロン
●New Cinema Paradise 2016 at Ishii Hall
●TAKE FIVE, BRUBECK, MULLIGAN1972
をかけました、
妙高メッセがベルリンフィルハーモニーホールに代わる位の音量で鳴らしまししたがAMPの実力道理、うるさくならない、演奏で皆さんを虜にしました、
常連のいつも美しい配線をするAMPビルダーのFさんが帰り際に妙高オーディオ倶楽部で長い間聴いてきたが、きょうの音が今までの中で最高の出来だった、の評価を頂きました、
次回の発表も頑張らねばの心境になります。
出川
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