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2022年06月08日12:10

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太陽とボレロ

 昔から映画が好きでよく鑑賞している。 勿論、劇場に足を運んで観る・・。
 多くの映画にはテーマ曲があって、上映のシーンに効果的に印象よく使われている。 そのテーマ曲を聞くと、「ああ、あの映画の!」とピンとくるし、中にはそのシーンが浮かんでくる事まで有る。 ラジオの音楽番組にも、「今日は映画のテーマ曲特集」というスペシャルな放送もあった。
 昔のレコードショップには、LPをジャンルに分けて陳列していたが、その一コーナーに「映画テーマ曲」という分類も少量ではあるが、あったような気がするが・・。
 自分の印象が薄いだけなのかも知れないが、最近の邦画のテーマ曲は、劇中というより、エンドロールになってやっと流れる曲が、テーマ曲だったりする事すらある。
 人気の歌手が歌唱しているが、この映画の為というより、取って付けたように、後からこの曲をくっ付けたのでは?と思ってしまう様な、挿入曲すらある気がしてならない。

 今日見た映画では、しっかり映画の進行の中でちゃんと音楽が使われている、オーソドックスな作りである。 曲はクラシック。 テーマ自体が、地方の市民オーケストラを背景としたストーリーなので、テーマ曲がクラシックであるのは当然か。
 クラシックと言っても、1928年作曲なので、まだまだ古典とはならない現代曲というのか?
 フランスのモーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」が使われている。(最近、著作権が切れたそうだ・・)

 スネアドラムの単調な同一のリズムが曲中流れる中、二つの旋律が何度も繰り返され、曲の進行とともにオーケストラの音が盛り上がっていく・・そう、あの曲である!
 この曲は、既に色んな映画でも使われており、TVのドラマやCMでも流れているので、「聞けば、なる程」、と納得の曲である。

 私にとってこの曲を聞くと、奈良のK君たちと神戸の「元映」で見た映画の中で、とても効果的にこの曲が使われていた事を思い出す。 映画のタイトルはちょっと言えないが、どんどん盛り上がっていく様子が・・、この音楽が映像に一層勢いをつけていく。 
 先日K君にこの事を確認すると、クラシックに興味なしの彼が、今でもそのシーンをちゃんと覚えていたので、間違いない!
 映画のタイトルは言えない、絶対に! ドイツ語だったような気がするが・・?
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