〜最愛の妻に先立たれた老人がイギリス縦断の旅に出る姿を描いたヒューマンドラマ。愛する妻メアリーを亡くしたばかりのトム・ハーパーは、かつてメアリーと出会った場所を訪れるため、ローカルバスのフリーパスを利用してイギリス縦断の旅に出ることを決める。50年暮らした家のあるスコットランド最北端の村ジョン・オ・グローツを離れ、イギリス最南端の岬ランズ・エンドを目指して、様々な人と出会い、トラブルに巻き込まれながらも、トムは妻と交わしたある約束を胸に旅を続ける。「ターナー、光に愛を求めて」「ハリー・ポッター」シリーズのティモシー・スポールが主演を務め、実年齢より30歳近く年老いた役を特殊メイクなしで演じた〜<映画.comさんより>
これも楽しみにしていた英国映画。
主演のティモシー・スポールさんは、マイク・リー監督『秘密と嘘』から顔なじみ。
(とは言ったものの、それ以降は、出演作品、そんなに観てないか、観てても忘れてる
![あせあせ](https://img.mixi.net/img/emoji/206.gif)
)
冒頭、スコットランド。ハーパー家の自宅の庭で見せる時の流れ。好き。
夫婦は到着したばかりで手入れがされていない→妻が手入れ→妻が倒れる
とってもわかりやすいロードムービーです。
トムの旅を追いながら、記憶が遡ってくる。
道中起こる様々なハプニング、色んな人たちとの出会い、SNSでも話題となり・・・。
しかし、始まってすぐに思うのは「ティモシー・スポールって、こんな年齢だったっけ?」
観賞後調べたら、今、65歳。
うっひゃ〜、メイクと演技で、あれだけの高齢者に見せていたのね。すごい、すごい!
トムがどうしてもランズエンドに戻りたかった理由とは・・・。
※予告編
https://youtu.be/1_ahOlwN6iQ
監督は『ウィスキーと2人の花嫁』のギリーズ・マッキノン。
うん、あの作品もハートウォーミングで好きだった。
今作も、細かなところが気にならなければ、なかなかの感動作。
細かなとこ↓
・医者と夫婦の会話場面。あれは、絶対、観客は、奥さんがその病気だと思うはず。
・トムは車の整備士だったという設定。2度ほど、動かなくなった車(バス)を復活させる場面があるのだが、どちらもあまりにも簡単に直してしまう。えっ?えっ?
・ウクライナ人の家族との触れ合い・・・やや物足りず・・・。
(もらった杖で、何かが起きるかと思ったけど。誰かをやっつけるとか)
ややまったりしすぎなところもあるけど、とにもかくにも、ティモシー・スポールを応援したくなる作品。
いろんなバスが見れたのも楽しかったし、道中の風景も美しき。
まずまず、うるうる。3.5☆
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