東京国立博物館 平成館でやってる『特別展 ポンペイ』に行ってきましたー
(先々週の土曜日3/19だけどー)
遅ればせながら今年初イベントー
ぶっちゃけこちらはノーマークだったんだけど、マイミクさんの訪問記で面白そうなのでアタック!
期間が長いイベントなので暖かくなってきてから行こうかなーと思ってたら最終日近くになっちゃったー
わはがポンペイについて知ってることは「イタリア」「火山の噴火で一晩にして全滅」「それ以降10000年以上封印されてた」「ジョジョ5部に出てきた犬の絵」の4つのみ!
この少ない知識であえて挑む!
ちなみにさらっとポンペイのことを解説しとくと
場所はイタリア、ナポリ近郊のヴェスヴィオ山のふもと(ブーツの手前の足首の根元あたり)
結構栄えていた都市だったけど、約2000年前の西暦79年(皇帝ネロが統治していた時代)にヴェスヴィオ山の大噴火による火砕流で一夜にして滅んでしまったのだ。
これにより土砂で埋まってしまい、その後、1700年間手付かずで放置されることとなった。
なので当時の生活様式が完全な形で保管されるという貴重な資料となったのだー
それらが今回のイベントで持ってこられていると。
全部が本物!
全部が2000年前!
それを踏まえて見て欲しい。
上野の駅前はぼちぼち混んでたー
でも公園はこの季節にしては空いてるほうかなー?
やっぱりコロナがねー
あと上野動物園も休みだった…
このイベントは全作品撮影可!
それも行こうと思った動機の1つですねー
最近、増えてきてありがたし!
例によって会場で借りた鉛筆で書き殴って来た感想を自前の写真とともにペタリ。
●バックス(デュオニソス)とヴェスヴィオ山
噴火前の作品
でもなんか怖い… ヘビの頭潰れてるし…
でVTR
VTRコーナーは全3か所あって、各1〜2分の解説Vが流れます
時間が短いので、見応えはないけどすぐ見れるのはよし
役者さんの雰囲気が良かったー
●女性犠牲者の石膏像
本物? こわー
かなり小さめで当時の女性の身長がわかるねー
●凝灰岩にはまり込んだ片手鍋
シュール!
*いしのなかにある*
●ポリュクレイトス「槍を持つ人」
「槍を持つ人」なのに槍持ってない!
いや、レプリカでも持たせればいいのに…
でもいいケツしてるわー
でもチンコはそうでもないわー
●ライオン頭部形の吐水口
メスライオン! リアル!
●擬アルカイック様式のアポロ
大きそうだけど小スケール(1メートルくらい)
あとグリフォンも小さい!
●食卓のヘラクレス
すんごいゼウスっぽい!
ゼウスの佇まい! 強そう!
●ミネルヴァ小像
アテナ像!
星矢たちが持って走ってたアテナの聖衣感ある!
●三美神
ほどよいエロス!(おっぱいちっちゃいけど…)
三美神って誰だろうなーと思ったら全然知らない人だった…
(注:当然ながら神話関係はギリシャ神話じゃなくてローマ神話なので、そっちの名前だとピンと来ないのです…)
●ウェヌス
名前と顔からするとヴィーナスかなー
ほどよい透け乳感
●イシス神官とハルポクラテス
ほほうーこんな時代にもうエジプト神話が入って来てるのか
海を挟んで意外と近いとはいえなんかスゴいなー
●ビキニのウェヌス
なんかこのビキニ、後乗せ感ある!
脇の2人が小さくてシュール!
お尻もいい感じー
●パレード用の兜
●ユピテルとネプトゥヌスを表わした脛当て
●ヘラクレスを表わした肩当て
兜はいかにもなやつだねー
でもこんなゴツい脛当て付けて歩けるもんだろうか…?
●青い水差し
●金のランプ
水差しは青が美しい〜
そういえば金の展示品は思いのほか少ないねー
ひょっとして発掘中に盗まれたりしたのかな…
●千華文ガラス杯
おー2000年前にガラスのコップがあるのか!
やっぱり進んでるなーローマは
●ブドウ摘みを表わした小アンフォラ(通称「青の壺」)
これは大作! 細工が細かいわー
あと写真じゃ何が青なのか全然わからないけど、図録の写真だと壺が青いガラスで作られていて、その上にカメオの細工がしてるのがわかってすんごい美しいのだー
●女性頭部型オイノコエ
「オイノコエ」ってなんだろうなー?と思ったけど、説明読むと徳利的なものかー
でもこんなの怖くて使えないわ…
●ヘタイラ(遊女)のいる饗宴
おっぱい!
豪遊だな
●マケドニアの王子と哲学者
哲学者はすぐ左の爺さんなのはわかったんだけど、王子が右のどっちかいまいちわかんなかった…
(恰好からすれば真ん中の人だろうけど、右の人はなんか座ってて偉そうなんだよなー)
●エウマキア像
スゴっ!
えっ?なぜかみんなスルーしてるけど、これかなりスゴくない?
わは的にはミケランジェロクラスの傑作に見えるんだけど?
これが2000年前の作品とかスゴすぎる!
●賃貸広告文
2000年前の広告が残ってるだけでもスゴいけど、あったこと自体がスゴい!
ほんと、今とそう変わらない生活してたんだな、この人たち…
●ワニとカモ
ローマの人ワニ好きだなー
あとカモも好きなのね
なのでこれは相当な人気コンテンツ!
●エメラルドの眼のヘビ型ブレスレット
欲しい!
影も美しいねー
●テーブル天板(通称「メメント・モリ」)
見た瞬間にわかるメメントモリ!
この時代からあった概念なのね
でもこの骸骨、サルっぽいわー
●奴隷の拘束具
使用済み感が怖い…
●金庫
てっきり棺かな?と思ったら、まさかの金庫!
デカい!
●仔ブタ形の錘
●アヒルのケーキ型
ブタよく出来てるなー
ケーキ型って…そんな生活レベルなのか!
●膣鏡
クスコ!
こんなゴツいのでアソコを…
ここで第1会場終了
途中、通路に石畳風の床の加工がされていたりとなかなかに頑張りを感じますねー
トイレの案内のところに犬の絵が!?
来てるのか…?
よくわからない向こうの人のパネル。
●猛犬注意
おー犬来た!
マジか!? 本物?
持ってこれるの、これ?
結構、猛犬感あっていいねー
でも、ジョジョ5部で出てきたのとちょっとイメージ違う気が…
●踊るファウヌス
確かに踊ってる〜
でもチンコ勃起ってる!?
いや、コテカか?
●スフィンクスのテーブル脚
おーゴージャス!
これが4つ付いたテーブルとかスゴかったんだろうなー
でもこのスフィンクス脚、エジプト展で見た気がする
●イセエビとタコの戦い
ゴジラ対エビラみたいで燃える!
でも肝心のイセエビが見当たらない…
(しかし、お土産コーナーのハンカチかなんかだとはっきりと居たのはなんでなんだろうか…?)
●ネコとカモ
ネコがカモ食べてるのかと思いきや、そうではないという
謎の構図…
●アレクサンドロス大王のモザイク
こちらは再現コーナー
「ファウヌスの家」と呼ばれる屋敷の床に描かれたモザイク画
大きすぎて写真がうまく撮れない…
大きいので一見モザイク画には見えないんだけど、よく見ると細かいモザイクで作られてるのがわかる
どんだけ手間かかってるんだ…
●ナイル川風景
いろんな動物がいて面白い
しかし、左端のこの生き物は何?
コブラと一緒に居るからマングースか?
●葉綱と悲劇の仮面
これが玄関に飾られていたらしいけどイヤすぎる…
なんか鬼太郎3期のEDで出てきた「どたっ」と落ちてくる鶴瓶落としに似てる…
●第1ペリテュリウム(コリントス式)
こちらは「竪琴奏者の家」の再現コーナー
芸術家の屋敷だけあって芸術的―
イノシシと痩せ犬がいい出来ー
人が居ない瞬間を狙ってパシャリ!
●ライオンとシカ
こちらはオスライオン
どっちもなかなかの出来栄え〜
●猛犬注意
こちらは「悲劇詩人の家」の再現コーナー
屋敷の模型があるんだけど、どこがどこだかよくわからなくて微妙…
そこにまた犬あった!
ジョジョが見たのはこっちだ!
こちらは残念ながらレプリカ。
それでもありがたし!
●イフィゲネイアの犠牲
おっぱい!
溺れた人を助けたのかと思ったら、生贄にされてるのね…
確かこれが以前見た「聖なる鹿殺し」のネーミングの元ネタのやつかな
●ヘプロスを着た女性(通称「踊り子」)
ほどよいおっぱいの主張
最後にまたVを見て終了〜
いあー見応えスゴかった!
そんなにじっくり見たわけでもなかったけど、1時間半も経ってた!
ほんと、見応えありすぎる!!
誰誰展みたいな有名な作品が来てるわけじゃないんだけど、こっちは歴史がそのまんま来てる!って感じでスゴかった。
圧倒された!
全部がクライマックス!って感じ。
ほんと、生の歴史なんだよねー
それが日本に来ちゃうんだからスゴい!
過去に見た展示会の中でもトップレベルだなーこれは。
ここまで本物が来ることも早々ないしなー
感動した!
でもまあぶっちゃけ、展示品のほとんどがナポリ国立考古学博物館から来てるから、そこ行けば済む話ではあるので、そういう意味では微妙ではあるけど、行く予定がないわはには充分すぎたなー
あとこのイベント、このあと京都、宮城、福岡と巡回されるみたいだけど、目録見てると結構な数が「東京のみ」の文字があって、他の会場は東京と同じ値段だったら可哀そうだな…と思った…
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