下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【28】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981223451&owner_id=5019671
mixi日記2022年02月10日から
下記の仲間。
【自力まとめサイト 記者ハンドブック】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12727230217.html
『記者ハンドブック』に対する不満に、「なんでもかんでも漢字にするんじゃねえ」……ではなく「それはひらがな書きにほうがよいのでは?」というのがある。
基本的に、『記者ハンドブック』は常用漢字に固執している……ではなく、常用漢字に準じているので、むずかしい漢字は使わない。その半面(やっぱりイヤ)、それを漢字にするのはやめようよ、という例もある。
筆頭格は、↑の〈1〉
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12605411077.htmlにも書いた「例えば」。
〈1〉で書いた例でいうと、「出来上がる」「薦める/勧める」も相当イヤ。
そのほかだと、下記
https://www.facebook.com/editech/posts/10223850498508887に書いたことを転載する。
===========引用開始
「すべて」は、先の改定で「全て」が認められたので、、勢いで漢字にしたんでしょうね。「全く」だからしかたがないか。
そのあたりは問答無用で仮名書きでしょう。
個人的にビミョーに感じているのは
「中でも」(「one of」の場合)
「特に」
「最も」あたり?
ほかにもネタがたまってきている(黒笑)。
===========引用終了
「中」には関して詳しくは下記参照。
【表記の話30────中 なか】英語で考えてみる?
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3431.html
以下は一部の抜粋(重言)。
===========引用開始
英語でinのイメージのものは「中」を使う。
英語でone ofのイメージのものは「なか」を使う。
そうすると、「箱の中」「なかでもイヤなのは」「なかでも、〜」ということになる。
「家の中」「家族のなか」ということになる。
これで一応使い分けができそうだが、実はさらに微妙な例がある。
「雰囲気の中」「騒然とした中」といった例。inのイメージだから「中」なのかもしれない。
しかし「雰囲気」や「騒然(とした)」には具体的な容器が想定できない。これをどちらにするのかが悩ましい。
inだから「中」……でよいのかもしれない。でもなんかこのテは「なか」にしたい。
===========引用終了
「特に」「最も」は好みが分かれるだろう。
なんとなく、「どっちもひらがな」(個人的にはこれ)か「どっちも漢字」っって方針が一般的な気がする。「……した時」も同様かな
たったいま書いた「分かれる」。
「理解する」の場合は「わかる」のほうが一般的だろう。「分ける」「分かつ」は漢字ね。
「よい」「いい」……これもひらがなのほうが好み。『記者ハン』は、補助揚言、接尾語はひらがな(……してよい、住みよい、それでよい、もうよい)。でも一般用語は「良い」らしい。どうにも無理なときがある。
「人が良い」で「お人よし」らしい(P463)。
「気分が良い」なのに「心地よい」らしい(P247)。そんな無茶な。「居心地が良い」なのかぁ。
「よしあし」になると、「良しあし」と「善しあし」と使い分けるらしい(P467)。理解不能。
これもほかにもありそう……。
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