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2022年02月10日09:44

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野村万作・萬斎 狂言公演

2月9日(水)

「野村万作・萬斎 狂言公演」をアクトシティ浜松大ホールで鑑賞しました。席は前から7列目。

演目:
棒縛(ぼうしばり)
狂言の代表作のひとつ。
私は大阪の大槻能楽堂でよく能と狂言を鑑賞していました。そのころ観た棒縛は好きな演目の一つで、酔った太郎冠者と次郎冠者の舞が素晴らしかったのですが、今回のはまだまだ修行が足りません。
ちなみに太郎冠者は野村裕基。萬斎の長男。1999年生まれ。次郎冠者は野村太一郎。故五世の村万之丞の長男。1990年生まれ。今後の活躍を期待します。

川上(かわかみ)
初めて観る狂言。異次元の出来。素晴らしかったです。
人間と運命の対峙を鮮やかに描いた異色の名作。
盲目の夫を野村万作、妻を萬斎が演じます。

野村万作:
1931年生まれ。人間国宝。文化功労者。早稲田大学文学部卒業。数々の受賞歴を誇る。

野村萬斎:
1966年生まれ。万作の息子。東京芸術大学音楽学部卒業。数々の受賞歴を誇る。

私は萬斎目当てでチケットを買いましたが、万作も素晴らしい(当たり前ですが)。この演目を観ただけでお代は十分元がとれました。

茸(くさびら)
楽しい演目。会場内は笑いに包まれました。海外で上演されることが多いのも納得。荒唐無稽な狂言の代表作とのことですが、私は初めて観ました。

萬斎が山伏を演じます。さすが、うまいです。茸を人間が演じるのですが、これが楽しい。

3つの狂言を観て、気分よく帰途につきました。
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