マンマミーアhere we go

マンマミーアの続編映画を見た。
まず、びっくりしたのがメリル・ストリープが演じてた主人公のドナが死んでた。
ぇえぇえ！？
びっくりして動画いったん止めてメリル・ストリープ生きてるかググって確認しちゃったよ！

ちゃんとメリルは生きてたし最後まで見てたらちょこっと出てくるシーンもあった。となるとマンマミーアとは縁切りました！ってわけでもなかったんだろう。
じゃあなぜ……？

主役がドナ(メリル)の娘だから、というわけでもない。ドナの若かりし頃がオーバーラップで全編の半分くらいを占めてて、どのようにしてドナが3人のうち誰が父親かわからない子供を産むに至ったか、が描かれていた。

なんつーか……全体的にすごい蛇足感……。ドナはあてにならない男たちも過去も投げ捨てて、自分が気に入った島で自分の居場所を構築し、そこで娘を育て上げた。
投げ捨てなきゃならなかったような過去をほじくりかえすのは野暮でないかなぁ。
ちなみにドナも私生児ということが今作でいきなり明らかになりその母親がでてくるんだけど、そこに歌手のcherを配置しちゃったもんだから軽んじれずひと舞台用意し、もうドナ死んでるのにドナの父親まで明らかになった。
あの人もこの人も愛する人がみつかって(あてがわれて)大団円。
……なんじゃこりゃ。

ABBAの歌はやっぱりいいけど、使い方も1作目のほうがよかったなあ。とはいえそもそもはブロードウェイの舞台が元ネタなんだろうけど。ブロードウェイのほうでもこの蛇足は演じられているんだろうか。

2匹目のどじょうでお腹いっぱい。