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2022年02月08日13:44

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蕎麦喰い

■DEEN・池森秀一が蕎麦好きで人生激変 幾度となく訪れた"奇跡" 「いつかは蕎麦で世界進出」
(AERA dot. - 02月08日 11:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6842887
乾麺のそばは何か中途半端で作るのが手間で、にこにこ顔の作り笑いされても「好意謝するに余りあり」で食指が動かぬ。
それより、インスタントの袋麵とかカップ麵の蕎麦の方が手間いらずで美味い。
生麵の蕎麦も捨てがたい。乾麺でもたもたしているより,素早く作るのが蕎麦だろうと思う。
袋麵なら乾麵メーカーでもある、イトメンの山芋つなぎ蕎麦が美味と思うし、メーカーはえり好みしないがカップ麺は天ぷら蕎麦が良い。
何か池森蕎麦は,蕎麦好きの脱サラ親爺が蘊蓄語る蕎麦屋の乾麺版みたいで肝心の蕎麦が死んでいる感じだ。
板わさや海苔や台抜きで一杯やって盛りをたぐって長尻しない江戸の粋とは程遠く、出雲の割子、出石の皿蕎麦、越前のおろしそば長野木曾のすんきそばほどの個性もない。
立ち食いそば http://blog.livedoor.jp/eleven_foods/archives/71496298.html の様な働くもののエネルギーの源とも思えぬ。
私があこがれている蕎麦は宮澤賢治先生が好んで食された、天ぷらそばと三ツ矢サイダーのセットである。
https://yabuya.jp/free/kenji

以下記事引用

「このまま君だけを奪い去りたい」「瞳そらさないで」などの大ヒット曲で1990年代に一世を風靡したバンド・DEENの池森秀一(52)が「蕎麦好き」として話題を集めている。きっかけは2018年に出演した「マツコの知らない世界」(TBS系)だ。番組では「年間約360日蕎麦を食べ続ける男」として、全国各地にあるおすすめの蕎麦屋を紹介したり、意外と知られていない蕎麦の乾麺の魅力を熱弁した。すると、テレビや雑誌、イベントなどのオファーが急増。一昨年には自身のこだわりが詰まった乾麺までプロデュースし、業界では異例の120万食を売り上げた。蕎麦好きで突如激変した最近の活動や「解散を考えたことは一度もない」と語るDEENへの思いなど、話を聞いた。



*  *  *


●テレビ出演の反響は「ミリオンヒット」と同じ衝撃


――「マツコの知らない世界」(以下:マツコの〜)の出演をきっかけに数多くのメディアへ出演されていますね。率直に今の状況をどう捉えていますか?


 まさか、ここまで反響があるとは思わなかったです。「マツコの〜」に出演した直後から、蕎麦に関連する仕事が増えていって、「テレビってすごいな」と改めて感じました。ただ勘違いしないでほしいのは、僕は「蕎麦通」ではなくて、ただの「蕎麦好き」なんです(笑)。そこのスタンスの違いはすごく重要。「蕎麦の在来種は…」なんていう専門的な知識を僕は語れるわけじゃない。「マツコの〜」でも、自分が大好きな蕎麦について語っただけですから。なのに、まさかここまで状況が一変するなんて。DEENの活動の中でも「このまま君だけを奪い去りたい」(以下:このまま〜)というデビュー曲がいきなり100万枚を突破しましたが、その時と同じくらいのインパクトがありました。もう奇跡としか言いようがない。間違いなく、僕の人生の新たな扉が開いた感じがしました。


――音楽ではなく予想外の「蕎麦」でのブレイク。ファンの反応はどうでしたか?


 反応…どうなんでしょうか(笑)。マネージャーからは「ファンの方はすごく喜んでくれていますよ」と聞いていますが、実は、まだしっかりと把握できていないんです。ちなみに僕は筋トレにハマっていた時期があったのですが、あまりにも付きすぎた筋肉を落とす目的で蕎麦を食べ始めました。ほぼ毎日のように食べる生活がもう15年以上も続いています。ファンの人たちもそれを知っていたと思うので、そこまでの驚きはなかったような気もします。でも、もしかしたら、少し戸惑った人もいるかもしれないです。デビュー当時は、レコード会社の方針も有りDEENの活動では、テレビはほとんど出ていないですから。正直両手で数えられるくらいです。なので、ギャップは多少あったかもしれません。「テレビで蕎麦とか語っちゃうの?」みたいな。もしくは「久しぶりにテレビに出たと思ったら音楽のことじゃなくて蕎麦なのかよ!」って思った人もいるかもしれません。



●乾麺業界の「花咲か爺さん」と呼ばれている


――プロデュースした乾麺「池森そば」は発売開始した一昨年秋から現在までで120万食を販売し、ある雑誌では「上半期ヒット商品」にも選出されました。予想していましたか?


予想なんてできませんよ!通常、乾麺って一商品あたり年間で売れるのは4〜5万食ほどみたいなので、それを考えると、すごい数字です。奇跡です。池森そばの特徴は、蕎麦粉の割合が高配合な点です。今でこそ、蕎麦粉の割合が二八、十割の乾麺って増えてきていますけど、少し前までは、良くて5割、少ないと3割みたいなのが普通でした。最近は他のメーカーさんからも高配合の新商品がどんどん出てきたように感じています。もしかしたら、池森そばが話題になったことも影響していたり(笑)。互いの相乗効果もあって良い方向につながったのかもしれません。


――乾麺業界の反応はいかがでしたか?


喜んでくれています。「池森そば」が話題になったことはめちゃくちゃ嬉しいですが、やっぱり乾麺業界全体が活気づいたことのほうが嬉しい。これまで蕎麦の乾麺って全然注目されていなかったんです。スーパーなどでは、うどん、そうめん、パスタと比べると、蕎麦って地味だし、商品も少ないので、どうしても目立たない端っこのほうに並べられていたんですが、今では、他と遜色なく扱ってくれています。「マツコの〜」の影響で、スーパーから乾麺が消えたなんてこともありましたし。今では、僕は周囲の人から「乾麺業界の『花咲か爺さん』」って呼ばれています。せめて「花咲かおじさん」にしてほしい(笑)。





●いつかは蕎麦で世界進出


――「蕎麦好き」として、今後、計画していることがあれば教えてください。


 自分がスピーカーとなって、蕎麦の魅力をどんどん発信していくっていうのはまず大前提。そのうえで、いつかは自分で蕎麦屋をやってみたいと思っています。2020年から蕎麦に特化したYouTube番組もスタートさせたんですが、そこで色んなレシピを考案しています。例えば、蕎麦をペペロンチーノ風にして焼いてみたり、韓国やタイで人気のポピュラーなスープとめんつゆを混ぜてつけそばにしたりなど、少し変わり種のメニューが中心ですが「こんな蕎麦屋ありそうでなかった」っていう、そういうお店を作りたい。最初はお店をやるなんて冗談で言っていたのに、最近では「この料理、お客さんならどう思うかな」みたいな現実的な視点で考えるようになりました。まずは東京でスタートさせて、ゆくゆくは丸亀製麺のように世界中にも店舗を増やしたい。やっぱり、夢は果てしなく大きいほうが人生は楽しいですから。「日本の蕎麦すごい!」って世界中の人に思ってもらいたいです。




●念願のメジャーデビュー


――「蕎麦」でのブレイクも興味深いですが、来年は節目のデビュー30周年も控えています。ここまで長く続けられる秘訣を教えてください。
 
 30年って単純にすごい数字だと思います。これだけ長く活動を続けていると、途中でギスギスしてきて解散なんていうのはよく聞く話ですけど、DEENに関してはそんなことを考えたことは一度もありません。そもそもDEENって元々あったグループではないんです。僕もキーボードの山根公路も、デビュー曲「このまま〜」で集められたメンバー。つまり、楽曲のほうがすでに先に出来ていて、あとは「誰に歌ってもらうのか」っていう選考で、運良く選ばれた。山根ともDEENでデビューすることが決まってから初めて会いました。だからDEENって「バンド」っていうよりかは一つの「プロジェクト」っていう意識のほうが強い。僕であればDEENっていうプロジェクトにボーカルで参加しているに過ぎないというか、あくまで役割分担の一つのようなイメージです。たぶん、それは山根も、制作チームもそうだと思う。だから、みんな「俺が!俺が!」とかって決して前に出ない。全員がほどよい距離感を保っているので、それがDEENの場合はうまくハマった。大事なのはやはりチームワークだと思います。


――デビューシングルとデビューアルバムが同時にミリオンヒットを記録。当時は史上初のことでした。率直にどう感じましたか?


 もう、どうしようかと思いました。特に「このまま〜」は、DoCoMoの大型タイアップも決まっていて、曲が日本中、至るところで流れているし、正直とまどいました。歌手として成功したいと思って上京してきたのに、ほんとうに売れたら焦るんだなって(笑)。それに僕はDEENとしてデビューする前は、ブラックミュージックをやっていたので、音楽性に差がありすぎて対応が難しかったですね。でも、DEENでデビューできてほんとうによかった。だって、50歳を過ぎてブラックミュージックで盛り上がっている自分はなかなか想像しづらいですから(笑)。







●理想のDEEN像に苦しんだ過去


――ミリオンヒットの後も「瞳そらさないで」「未来のために」などのヒット曲が続きます。人気を保つ上で不安や葛藤などはありましたか?


 正直、不安はずっとありました。「いつ売れなくなるんだろう」とか、「来年はコンサートに人がこないんじゃないか」とか、マイナスなことをずっと考えていた時期もあります。自分たちの実力よりも、DEENが大きくなりすぎているのも感じていました。それに僕らはメディアにまったく出ていなかったので、ファンが思うDEEN像を壊しちゃいけないとか、かなり悩みました。「DEENのボーカルってスタンドマイクなのかな」とか、もうそういうレベルです。余計なことを考えてばかりで無理もしていた時期もありました。でも、同じレコード会社だったB’zやZARDなど、人気が突き抜けていた存在が近くにいてくれたので、それはすごいモチベーションになりました。「あんな存在になりたい」って、もうそれがエネルギーでした。


――音楽業界で人気を継続していくのは難しいという印象です。


 この世界、人気がずっと上昇していくこと、保つことも非常に難しい。あのCDが爆発的に売れる時代に、たまたま僕たちはうまくのっかることができた。売れることって奇跡ですから。時代背景、DoCoMoのタイアップのタイミング、プロデューサーとアーティストの関係性とか、すべての要素がうまく絡み合って偶然に生まれたもの。あの瞬間だからこそ生まれた奇跡だと思います。純粋に29年間も続けてこれたことを誇りに思います。それにDEENが活動を続けられているのは、それこそ90年代から応援してくれているファンのおかげ。ファンはもうアーティストの財産です。それだけでもう十分。これからもファンのために、そして自分たちのためにできるだけ長く歌を歌っていきたい。それができればもう最高です。


池森秀一(いけもり・しゅういち)/1969年12月20日生まれ。1993年にDEENのボーカルとしてシングル「このまま君だけを奪い去りたい」でデビュー。「瞳そらさないで」「未来のために」「ひとりじゃない」など数々のヒット曲で知られ、2021年12月には通算35枚目となるアルバム「シュプール」を発売。2023年にはデビュー30周年を迎える。「マツコの知らない世界」に「年間約360日蕎麦を食べ続ける男」として出演したことで話題となり、2020年には蕎麦に特化したYouTubeチャンネル「信州戸隠 池森そば 赤坂店」を開設、蕎麦料理研究家としても活動の幅を広げ続けている。


(聞き手・構成/AERA dot.編集部・岡本直也)


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