階段を降りてる最中に、残り6〜7段という所でつんのめってしまって、そのまま下まで落ちる。
以前に階段から落ちた時(そのときは足を骨折)と同様に、落下中は 時間の流れがスローモーションのような感じになった。いちおうスローモーション中に「体勢が戻せないか」とか「なにか掴まれないか」とか試行錯誤したのだけれども、どれも無理だと悟った瞬間にスローモーションが解除されて、気づいたら床。
これは大怪我してしまったかなと思ったのだけれども、打撲や擦過傷で痛むところはあったものの、普通に立って歩ける状態。右の手のひらだけ打撲痛がひどいことから察するに、着地の瞬間に右側に体を捻って、右手で受け身を取っていたらしい。
そういえば、大昔に酔っ払って二階の窓からダイブした時も、無意識に受け身をとっていたみたいで、両手のひらは擦り傷だらけだったけれど、体の方はほぼノーダメージだった。柔道なんて中学校の体育の授業のときにチョロっとやっただけなのだけれども、まさか受け身で2回も命拾いするとは思わなかった。
スローモーションモードといい、無意識の受け身といい、人間の体って不思議なものだなと思う。
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