今回は真面目(でもない)な。
赤はテストピースを作ってみました。何分面積が広いのもあって、失敗するとめんどくさい。また白から吹き直しだし。
今回の秘密兵器、ガイアのプレミアムレッドです!
クリアーに顔料のレッドが入ってる。のにクリアーレッド、という何言ってるんだか分らない赤。メリットとしては、染料系でたまにやらかすクリアー層への染み出しや滲みがなく、デカールの段差消しなどで上に被ってくることがないとのこと。後は吹き重ねても一定以上で色が濃くならなくなる、ソリッドの特性を持ってるということ、だそうですが。700円くらいするので期待大。
とはいえ、期待してるのは赤の深みを増してくれる効果です。ビビッドな赤なのに透明感というか深みのある赤になるといいよなと。赤に限らないんですが、そういう塗装ってのは難しいですしね。赤でいうとフェラーリの赤とかそういうイメージのやつな。
吹いてみた。
ソリッドのハーマンレッドベース。マステで下半分を覆って先半分にプレミアムレッド。
目視では明らかに光沢感が増してます。増してますが色味は変わってない。
写真では何にも分かんねー!
クールホワイトベースに直でプレミアムレッド。まぁ赤かと言われれば赤ですが、ハーマンレッドに比べるとオレンジですね。
概ね日本人は金赤といわれる鮮やかな黄色寄りの赤を概ね赤と認識するので、オレンジ寄りになってるのは理論としては正しいと思う。
クリアーでありながら、良くある「白に吹くとマゼンダやピンクに見える」「赤くしようと吹き重ねると暗くなってダークレッドになっちゃう」というあるあるを回避した、赤に見えるとこに着地するのはえらいかなーと思います。
ただ、別にこういう色にしたい訳ではない。
ついでにスプーンに直吹き。
あこれ完全にクリアーレッドだ()
そうなんです。顔料入りっていうからもっとソリッドなレッドを想像してたし、瓶底覗くとそんな感じなんですが、あくまでもクリアーレッドなんです。
そんなわけで、今回のサボイアにはちょっと使いにくいんですが、シルバー下地の上にレッドを重ねたい場合には選択肢の一つとして優秀だと思います。テールランプとか、サザビーやキュベレイのキャンディ塗装なんかには良い赤が出そうかなーと。
サボイアには使いにくいですが!
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