1990年代の終わりくらいだったと思うが、ふと立ち寄ったCD販売店の中古盤のワゴンで見つけたのが
スイングアウトシスターの「Live at Jazzcafe」
確か400円くらいだった。
1980年代後半にデビューしたスイングアウトシスターは「ブレイクアウト」はじめシングル数曲を聴いてるのみだったが、音楽的なセンスの良さからライブも外れはしないだろうとさほど期待せず聴いてみると
1曲目のGet in Touch With Yourselfから打ち込みはなく完全究極のフルバンドサウンドで
超一流の演奏メンバーの高度なプレイにぶっ飛ばされてしまう!!
3曲目のSurrender(12:35くらいから)でのビシっと決まった演奏と間奏のドラムソロ
8曲目の代表曲Breakout(47:00くらいから)のドラムソロからのイントロ
シングルバージョンより落ち着いたリズムと広がりのあるサウンド
ラストのWho let the love out?〜メドレー(1:04:00くらいから)での転換部
などなど、鳥肌たちっぱなし
90年代というとよくFM放送のJ-Waveとか聴いていたが世のポップスは打ち込みが主流になってて、BASIAとかチャカカーンやスティービーも悪くはないものの物足りなさを感じてた時期で
そんな中だったのでこのライブアルバムは私の音楽人生において5本の指に入る究極の名盤の1枚となった。
https://www.youtube.com/watch?v=Y5YagDfG8ds&t=1441s
このアルバムのメンバーは
Corinne Drewery(Vo)
Andrew Connell(Key)
Juneroy Johnson(B)
Myke Wilson(Ds)
Tim Cansfield(G)
John Thirkell(Tp、フリューゲル)
Gary Piumby(Sax、Flute)
Chris Manis(Perc)
Sylvia Mason James、Erica Harrold(Cho)
ところで最近になってYou Tubeで思いがけず貴重なライブテイクを発掘
♪Live at The Royalty Theatre1989
https://www.youtube.com/watch?v=zmU1nQLkrAk
Jazzcaffeが92年録音なのでこれはその2年前のライブで、ホールでのライブということで全体的な音質もJazzcaffeよりリズムセクションの音が力強く響き、広がりのあるサウンドになっている。
それと男性コーラスが入っててコーラスも厚くなってるが、Breakoutのアウトロ(32:29くらいから)の男性ボーカルは誰なんだろう?
嬉しかったのは2曲目のTwilight World(4:38から)
Jazzcaffeのこの曲テイクのリズムはちょっと気に入らなかったので、このシングルテイクと同じリズムでのライブバージョンがとても気持ち良かった。
データがないのでハッキリしないがサックスとコーラス以外はJazzcaffeのメンバーと同じようだ。
それにしてもこの男性コーラスは?
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