「戦争を誰も望まねえ、世界」こそ

■金正恩氏が演説「主敵は戦争そのもの」　国防力強化を正当化
(朝日新聞デジタル - 10月12日 13:34)
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ま、北の三代目のでぶの。社会主義国家に絶対存在しねー、世襲の王朝みてーな、体制に理解出来るかは別として、彼が、「戦争を、心底から恐怖してるのは、間違いなく本当」だ。

半世紀以上前の、「朝鮮戦争」が、その対立軸を決定的にした。

韓国映画だが、「ブラザー・フッド」が、その凄惨な実態を描いてるよ。

ソウルは二回、平壌は一回、それぞれ陥落させらたのでなあ。

で、奪還都市で行われたのは、「利敵行為したと思われる、裏切り者への、簡易裁判と大量処刑」だ。

その離散家族の規模は、日本の拉致被害者問題なんて規模じゃねーよ。推定「500万人以上」さ。

そして、今の北朝鮮は、その軍備増強から、「世界の最貧国に為り果てた」んだ。

総人口2000万人で、軍隊が100万人以上だろ。

こいつは、人口比率で換算すれば、嘗ての、大戦末期の大日本帝国の、国家総動員に、匹敵すんだ。

600万人も徴兵した時点で、事実上、国家財政は、とっくに破綻してたのでなあ。そして、その3割が、「補給を理解しねー大本営の、机上の無茶苦茶な作戦で、餓死や病死に追い込まれたんで。

も、「領土や地下資源を巡っての戦争も、そろそろお仕舞い」なんでねえ。

米国の「テロとの戦い」すら、700兆円も税金を、中東に継ぎ込んだ時点で、もう限界さ。

皮肉なコトだが、「戦争を前提とした、軍備の拡張の愚行が、その国民生活の圧迫を理由に、実は、戦争から、我等を最も遠ざけてると、心底思う」今日この頃なんで。