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2021年09月08日18:48

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8月映画ふりかえり

もうちょい見たいのあったけど回り切れなかった月

●ジャングルクルーズ

 ディズニーのアトラクションを、ロック様でおなじみドゥエイン・ジョンソン主演で映画化。10分ぐらいで川をまわるツアーをどうやって2時間超えの映画にするのか!? エンタメの王様ディズニーがこれでもとばかりにビルドアップ! 遺跡の謎にマッチョな船乗り(ドゥエイン・ジョンソン)! アマゾンの奥深くに眠る万病に聞く花を目指して、冒険家とドイツ軍人と過去の亡霊が三すくみに! といういつものディズニーワチャワチャが炸裂! そういや同じくロック様主演のディズニー映画「センター・オブ・ジアース」もこんなんだったなあって。深く考えずに楽しみたい人向け。


●ドントブリーズ2

 1作目見てないけど、多分続編にあたってジャンル変わっちゃった系映画。盲目だけど元軍人の殺人エリートお爺ちゃんが、自宅に押し入る敵を片っ端からキルゼムオール。1作目だと輩相手に無双する話らしいのだが、こっちは普通にプロの軍人相手で、自宅を舞台に激しい戦闘をする様は昨今流行の非対称対戦ゲームを見てるかのよう。一番驚いたのはそんなファーストバトルが、映画の尺半分以上使った第1部だったって事だろうか。1見ないと。


●映画おしりたんてい スフーレ島のひみつ/深海のサバイバル!

 TVアニメはもとより、東映まんが祭りのメインとして人気を博してきたおしりたんていと、記念すべき初映画がロボコンとスプリンパンという放送事故みたいなコンテンツの中で無事に大トリを務めたサバイバルシリーズ、キッズ向けコンテンツの王者がついに揃い踏みといった様相だが、その人気も頷けるほどどっちも面白かった。

 おしりたんていは劇中に簡単なミニゲーム(迷路や絵合わせなど)を入れつつ、ちょっとした推理もまじえたコミカルな探偵もの。主人公の顔が尻で、特技が口から出す屁(食らった相手は顔が劇画調になって苦しむ)という子供が好きなものの権化みたいな存在だが、その口調や佇まいは紛れもなく紳士であり、今回のドラマが「自立したい若者の一時の気の迷い」みたいな話だったので、最後はフツーにうるっとしてしまった。

 深海のサバイバルは学研マンガよろしく、元気ボーイと元気ガールが軽はずみに冒険に出かけ、マジで生死の狭間に追い込まれて頑張る系。最新マシンで深海を冒険しよう! からのマシン故障は本気でシャレにならないけど、そこからの脱出へのある程度理論に裏付けられた道のりだったり、コミカルなやり取りの中でも確かに根付いている生死感がゾクッとくる名作。前作「人体のサバイバル」もだけど、サバイバルって題材にふさわしく本気で命をかけてるからね。その真剣さがカッコイイんだ。


●スペースプレイヤーズ

 原題が「スペースジャム ニューレガシー」の通り、元ネタは96年に公開された、マイケルジョーダンとバックスバニーがバスケをやる実写×アニメのぶっ飛びスポーツ映画の続編。当時ガキながら宣伝だけはあっちこっちで見たっけなあ…。

 んで「レディプレイヤーワン」に引っ張られたようなタイトルらしく、ワーナー全面協力のもと人気キャラクターが大集結! アイアンジャイアント(レディプレでメカゴジラとタイマン)ロードランナー(足速い鳥)ミスターフリーズ(シュワちゃん)マスク(何故かヴィラン席にいる)バットマン(TVドラマ版)本国じゃメジャーキャラだらけだろうが、こっちだともはやカルトクイズ状態! そして始まるラフプレー満載の超人バスケ大会!

 アニメはすごいしキャラも賑やかで楽しいのだが、アメリカ映画お約束の「親と子」の物語であったり、カートゥーンアニメの良くも悪くも「1秒でも止まらない動きまくりのアニメーション」のコテコテさだったり、最新CGで現代的なビジュアルでも、内容そのものは昔から変わらないエンタメ洋画まんまであったりと、何というか想像の範疇から出なかった作品だった。

 でも唯一マトリックスパロがすげえ面白かったから、結局は元ネタをどれだけ知ってるかなんだろうなあ。
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