物の価値は、価格ではなく値打ち感だと思います。
昔、船井幸雄さん(船井総研創業者)が、得なモノの選び方をこう説いていました。
値打ち品の簡単な選び方は、そのメーカー、その店で一番安いモノか一番高いモノを選べば良いとのことでした。
実績や伝統のあるメーカーや店は信頼があるから一番安いモノでも変なものは作れない。儲けより看板を守ることを優先する。確かにトヨタのヴィッツは安価でもレベルは高いですし、日本橋「たいめいけん」のコールスローやボルシチは50円でも最高に美味しいです。赤城乳業のガリガリ君もその通りです。
まさに『最下限価格帯商品に企業の魂が宿る』(SYワークス社長 佐藤芳直さん)です。
では一番高いモノを見ると、確かにメーカーの技術の粋を集めた集大成の商品を作ります。名の通った名店の最高のコースは、他店のよりグレードが高い料理を出すべく手間暇を惜しまず、出来る限り最高の食材を提供してくれます。これは、歴史のある企業や老舗では顕著に感じます。逆に歴史や実績のない企業や店、ディスカウントやバッタ物はこの限りではありません。
これを知ってから、モノの購入や食事をする際にこの理論を応用しています。勿論、予算は青天井ではありませんので自分の予算の枠中で最高か最低を選ぶようにしています。ワイシャツはユニクロの1,980円かブランド物の15,000円以上のどちらかが中心です。4,000円〜8,000円のワイシャツは買いません。20,000円の予算で3枚ワイシャツを買うとしたらユニクロ2枚、ブランド物1枚という感じですかね。最近、高級衣料は買っていませんが。(笑)
自動車も同様です。ここ25年ほどでメルセデスを3台ほど乗り継いでいますが、今は予算の関係でメルセデスの大衆車(Bクラス)です。これも同社のアッパーミドルレベルの車を乗っていた時より価格的にはお得感を感じています。
トヨタを買うとしたらヴィッツかクラウンレベルのどちらかで購入を考えるでしょう。テスラは、実績が浅いので考えません。
今半のすき焼きを食べて、どん亭の食べ放題をたべて、吉野家の牛丼を食べることで其々の特徴や良さが判るように感じます。まだステーキ麤(あらがわ)も九兵衛の寿司も食べたことはありませんが。(笑)
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