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2021年08月13日22:53

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自宅で観た映画(13日の金曜日、13日の金曜日 PART2、13日の金曜日 PART3)

8/13が金曜日と言う事もあって、
久々に「13日の金曜日」シリーズから3本を特集してレビューします。
ホラー映画と言えば、このシリーズはあまりにも有名で外せない。

8/12(木)
「13日の金曜日」FRIDAY THE 13TH(1980年)
主演 ベッツィ・パーマー エイドリアン・キング 
監督 ショーン・S・カニンガム 
記念すべきシリーズ第一作。
初見は日曜洋画劇場だった。今回はアマゾンプライムで鑑賞。
13日の金曜日にクリスタルレイクのキャンプ場で少年が溺れて行方不明になり、
数年後の13日の金曜日にキャンプの指導員が惨殺される事件が起きる。
それからまたもや13日の金曜日に、またもやキャンプの指導員が何者かに次々と…
一般的に「13日の金曜日」といえば、
「ホッケーマスクを被った殺人鬼ジェイソンが襲ってくる映画でしょう」
と言うのが、誰もが知ってる内容ではあるが、これは最初から確立されたものではなかった。
シリーズの名物キャラのジェイソンはラストに少し出るだけで、本作の殺人鬼はジェイソンの母親である。
この母親はラストまで顔を全く出さずで犯行を重ねる。
殺される前の犠牲者が出くわした時は、そんなに驚かずに普通に接してるから普通の一般人だと容易に伺える演出をしてる。
しかしこの母親、見た目はごく普通のオバサンなんだが、殺しのテクニックと言うか体力が普通のオバサンとは思えない。
死体を窓に投げ込んだりと、やはりそこはジェイソンのママである(血筋なのか)
この母親がサイコのようにジェイソンが憑依したかのように1人で会話するのは不気味。
数々の殺しも、あのトム・サビーニが特殊メイクしてるので見所もある。
また特筆すべきなのは、私が好きな役者でもある無名時代のケヴィン・ベーコンが出てる点も注目!(フットルースで売れる前だから実に若い)
今回改めて思ったんだけど、母親のジェイソンが溺れてる所を回想?してるシーン。
よく見ると、頭は髪が無くて顔は奇形のように見える。
あのジェイソンの醜い顔は生まれ付きだったのか?

8/13(金)
「13日の金曜日 PART2」FRIDAY THE 13TH PART II(1981年)
主演 エイミー・スティール 
監督 スティーヴ・マイナー 
シリーズの初見はここから劇場で拝見となる。
当時、難波の南街劇場(南街会館で1番大きいスクリーン)で鑑賞。
81年のこの年はホラー映画が多く公開された年だった(特にこの手のスプラッター物が多かった)、観に行ける作品は殆ど観に行った程。
冒頭で前作の生き残ったヒロインが残念な事に襲われる(この展開はホステル2が影響受けてるように思う)
そして、またもや13日の金曜日のクリスタルレイクでキャンプ指導員が次々と殺される。
今回からやっとジェイソンが本格的に登場する。
しかし、今になって見ると、このジェイソンのイメージが見た目からして全く違う。
ホッケーマスクではなく布袋を被っている(エレファントマンみたいだ)
大男ではなく小柄な体型(ヒロインとそう変わらない)
ヒロインに金蹴りを喰らわされたりで間抜けでドジ(初戦だから焦っていたのか)
正直いうと、このジェイソンだったらあんまり怖くない。
まだ、キャラが発展途上なジェイソンに思えた。
ラストは前作同様に安心させて不意打ちに驚かすショックシーンがある(初見では結構驚いた)
そんなジェイソンが本格的に活躍する2作目だが、次の3作目で軌道修正をする。

「13日の金曜日 PART3」FRIDAY THE 13TH PART III(1983年)
主演 ダナ・キンメル 
監督 スティーヴ・マイナー 
同じ日に続けて、スカパーの録画で鑑賞。
初見は難波の東宝敷島で鑑賞。
なんと、公開当時は3Dとして公開された。
赤と青のフィルムのメガネを配られ、それをかけての鑑賞だった。
私にとったら、3D映画初体験だった。
今の3Dと比べると、画質が荒くて良くないが飛び出すところはきっちり飛び出すところがいい。
今の3Dは飛び出さない中途半端な疑似3Dで好きじゃない。
オープニングクレジットでタイトルが飛び出した時は「おっ!」とびっくりした瞬間は今でも覚えている。
物語の時系列的には2のすぐ後で、クリスタルレイクに遊びに来た若者たちがジェイソンに襲われる話。
ここでようやく、あのホッケーマスクをジェイソンが被る!
犠牲者の1人が持ってるホッケーマスクを奪う訳だが、このスタイルが後にずっと定着して、「ジェイソンと言えばホッケーマスク」と映画を知らない人でも知ってる程に、キャラが有名になった点では大成功だった。
また、ジェイソンの体型が前作の小柄な体型と違い、急に大男に。
2はジェイソンがまだ成長過程だった…と解釈すればいいが、この本作は2のすぐ後。
登場キャラが2で起こった事件のニュースを見てるシーンがあったし、そういう点では矛盾する所だが?
これは多分、前作の2を撮り終えてスタッフが完成品を観た時に思ったんだろう。
「こんなジェイソンでは怖くない」とか?
そういう点で、ホッケーマスクで大男にしたのは大正解で、これが後に何作も作られるほどの長いシリーズになった大きな要因だと思う。
ジェイソンも2とは違い、冷静に襲ってくる事もあってキャラ性がかなり変わった。
内容は至って、1と2と殆ど変わらない。
いつものヒロインが1人生き残って、ジェイソンとの攻防戦がクライマックスである。
ワンパターンな形だが、次作からは色々と工夫をした内容になっていく。


そういう事で、「13日の金曜日」シリーズを1から3と久々に鑑賞してのレビュー。
4以降はまた次の13日の金曜日に鑑賞してレビューしようかと思う。
次の13日の金曜日は、来年の5月。
次回もまたホラー映画3本レビューします。
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