7月13日
2020年7月15日に予定されておりました、伯山襲名披露公演が延期となりました。
その際、中止か延期か…とだいぶ情報が錯綜致しまして、
また、告知などはフェイスブックなどというものですから。
講談を聴こうなんていうIT弱者にとっては悩ましい事件を無事乗り越えましての開催となりました。
実に一年越しの(アテクシにとって)悲願と言ってよいでしょう。
ただ、一年と経つとですね。
「麻生区? なにそれおいしいの?」って感じですよ。
これで扇の的とか徂徠豆腐だと目も当てられない。
正直、もういいかな…(講談)って思っておりました。
いやあ。行ってよかったです、ホント。
松麻呂「谷風の情け相撲」
伯山「出世の春駒」
伯山「小畑小平次」
仲入り
伯山「人情匙加減」
まずね。松麻呂くんの話もはじめて聞く話でよかった。
ただ麻呂くん声の強弱がわりと強めなので聞き取りづらいんですよねー。
笑いとかぶさると本当に聞き逃します。
そして伯山先生。
この間みたときより猫背治ってました。ジムのおかげでしょうか?
ツイッターなど見ていると出世の春駒を最近よくかけているようで、私は初めて聴きましたがいい話でした。
馬はね、扇の的と同じ馬なんじゃねーか?と思いましたけどね。あの馬、親子ですよ。鳴き方そっくりだったんで。
こういう話は好きですね。ただ曲垣さんはもう少し早く出てこなかったもんかね?と思ったりしました。
次は夏らしく怪談。すぐ戻ってきますよと言い残してそでにはけたんですが、トイレに立ってしまうご年配者多数。
ああ。ユートピアだわー。
お話は大変素晴らしくとっても怖かったです。
隣のご通家さんは以前聞いた時よりも断然よくなっていると大はしゃぎでした。
お塚さんがなかなか色っぽくて悪い女でした。
怖すぎて眠くなっちゃいましたよ。←気絶寸前か。
それほどいい出来だったということですね。
で、どうも主催者からは20時半くらいまでにしてほしいと言われていた先生。
春駒のまくらが長すぎて無理です(笑)
仲入り終わったら20時20分ですからね。
ここで小三治師匠なら小言念仏あたりできっちり終わるんでしょうが、先生は寸法だなんだってのはわかってませんから。
たっぷり9時までやりました。さすが先生。
最後の話もいい話でね。
場所が川崎市だったもんですから、ご当地のネタにしてくれましたよ。
ラジオでも話されているので気づくべきでしたね。
麻生区からはだいぶ遠いんですが、川崎大師が登場致しまして。
元益さんもあの参道を通ったかしら?と思いました。
特に大家さんがよくてねえ。
あの大家さんにはまた会いたいなぁ。
大団円で終わりましてもう心がスッキリ。
大満足の講談でした。
まくらもねえ。ラジオからの後日談とか進展なんてもあり、またラジオでしゃべるかもですが、やはり芸の厳しさを垣間見ましたね。
伯山先生は東京の講釈師?10人?10席は聴きなさいという条件を出しているそうで。
それが岩手在住で遠かろうがなんだろうが、10席と言ったら10席なんだ。
9席でも駄目なんだ。っていうのを聞いて芸事の厳しさを知りましたね。
海賊退治飽きたとか言ってごめんね、鯉花ちゃん。と思いました。
でもできればもう少しネタ増やしてほしいのは事実。
あと、先生は地方が多いので都内希望です(笑)
もう少し講談聴いてみようかな。
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