らくちん接種

予定では今日の午後に1回目のワクチン接種ができるはずだったが、ファイザーのワクチン不足だとかで延期になっている。
高齢者から順番に若い方へと巡って来ていたのが停まっても、再開される時には次は我々の年代かなと思っていた。
しかし、うちの患者さんで僕よりも若い人で接種を終えている人がちらほらおられる。
職場の近くの病院などで半端になっているものがあったりして、急に接種したりしてるらしい。
ええっ！？順番通りにしてくれんとなんかきしょく悪くなってきたよ。
僕には5歳のころの苦い思い出があってね。
幼稚園からの遠足で、出発前に園内でその日のお菓子が配られたんよ。
ゆり組の列の真ん中辺りに僕はいたんやけど、前から配られたお菓子は僕の前の人で終わり、察しのいい人はわかるでしょうけど、後ろから配られたお菓子も僕の後ろの人で終わったんよ。
他にも組はいっぱいある中、結局お菓子がなかったのは僕だけとなった。
当時から大人だったのか、僕は逆上することなく、遠足を楽しんだのだが、これだけの記憶があっても遠足でどこへ行ったのかは思い出せない。
そんなことより、その時のようにワクチンが僕だけまわって来ないということにならないのかい？とひんやりする。
まあ、実際はまわって来ないならそれでもいいけどね。僕のせいじゃないからねえ。
5歳の時の場合は遠足から帰って来てから先生がお菓子を持って来て謝ってくれたけど、ワクチンは厚労大臣辺りが持って来てくれても迷惑やで〜。
接種はらくちんでありますように！