mixiユーザー(id:7640532)

2021年06月25日23:09

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第5352話  銀行の隠し扉

どうも、ともんじょです。

6月23日は沖縄慰霊の日でした。
太平洋戦争において沖縄での組織的戦闘の終わった日です。
太平洋戦争で唯一日本の国土で地上戦が行われました。
これによって当時の沖縄県民の3分の1が死亡するっていう最悪な結果をもたらしました。
ちょうどネットフリックスに見てみたかった映画があったのでちょうど慰霊の日に合わせて見てみました。
1971年の日本映画。
「激動の昭和史 沖縄決戦」です。
題名通りに沖縄戦について描いた映画です。
当時の沖縄で軍を指揮していた司令官や学生の部隊「鉄血勤皇隊」や女子学生の看護部隊「ひめゆり学徒隊」も登場します。
見ている側は負けるってわかっています。しかも悲劇的な最後です。
その最悪な結末に向かっていく様を見させられていくわけですよ。
本土の大本営に翻弄されて作戦も変更せざるえなくなったり、特攻で敵の足止めをしなくちゃいけなかったり。
圧倒的物流で襲い掛かるアメリカに対してほぼ精神論で立ち向かうしかない戦況。
民間人をまきこんで戦闘がどんどん泥沼化していってしまいます。
で、そこで描かれるのが集団自決です。
これは1990年代に入って、集団自決において軍の関与があったのかっていうのが議論されています。
何なんですかね、この十数年で戦争について色々と論調を変えようとする人たちがいるっていうのは、じゃあ亡くなった人たちはかってに死んだってことですか?
当時の日本のことを何でも悪く語ろうとは思いませんけど、あまりにも無責任で身勝手な上層部に翻弄され過ぎなんですよ当時の人たちは。
特攻だってそうです、身を持って国を守ろうとする崇高な理念は尊敬に値します。
けどね、じゃあ特攻っていう作戦を評価することはできないわけです。
兵士の死を持って行うって、しかも、引っ込みがつかなくなって作戦と言うよりは身を散らせることを目的化させて、それを批判すると犠牲者の尊厳を持ちだして批判させないようにする。
この無責任さってないですよ。
特攻隊員を批判しているんじゃなくて、特攻をさせて責任回避して言い逃れしようとしている連中がむかつくんです。その連中の肩を持つ戦後生まれたちが腹立つんです。
映画でもどんどん犠牲者が増えていって目も当てられない状況になっていきます。
見ていてつらいですよ、これを一言「お国のために犠牲になった」で済ませて良いの?
沖縄戦を経験してすごくつらい思いをしているのに、沖縄にはアメリカ軍基地が集中して、
その負担を軽くしてほしいと訴えている人を、反日左翼の中国の手先で切り捨てて声に耳を傾けないっていうのが正しい姿勢なんですかね。
もう色々悲しくなってきます。
なのでぜひこの映画を見て戦争について考え直してみてください。
この映画を自虐的歴史観だとかぬかしていた奴がいたけど、ゲームのやりすぎなんだよ。
戦場は美しくないってそろそろ気づけ。
じゃあ自虐じゃない戦争映画って作ってみせてくれよとんでもない捏造と臭いセリフで目も当てられない駄作ができあがるのは目に見えています。
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