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2021年06月05日09:57

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想い出の昭和歌謡『シクラメンのかほり』1975年

『シクラメンのかほり』

歌手:布施明
歌詞/作曲:小椋佳

真綿色したシクラメンほど
清しいものはない
出逢いの時の君のようです
ためらいがちにかけた言葉に
驚いたようにふりむく君に
季節が頬をそめて過ぎてゆきました

うす紅色のシクラメンほど
まぶしいものはない
恋する時の君のようです
木もれ陽あびた君を抱けば
淋しささえもおきざりにして
愛がいつのまにか歩き始めました

疲れを知らない子供のように
時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら
僕は何を惜しむだろう

うす紫のシクラメンほど
淋しいものはない
後ろ姿の君のようです
暮れ惑う街の別れ道には
シクラメンのかほりむなしくゆれて
季節が知らん顔して過ぎてゆきました

疲れを知らない子供のように
時が二人を追い越してゆく
呼び戻すことができるなら
僕は何を惜しむだろう


レコード大賞などを数々受賞もしている。
出逢いから別れまでを一曲で現わした昭和の名曲。
第一サビで後悔しているから結末は知れているのだが...。
このサビは歌ってみると解るが解放感が気持ちいい。
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