英国映画「アラビアのローレンス」原題”Lawrence_of_Arabia”(1962)
を先日、NHKBSでまた放送していた。なにしろ4時間も続く長編の映画。
子供の頃に見た記憶はあるのだが、そのときと、そして、人生の中盤に見たときと、それぞれ印象がかなり違っていた。
今回は、アラブを取り巻く政治状態と、そして圧倒的な砂漠の大地の美しさに関心が向いた。
良い作品とは、同じ私が見ても、それぞれの年輪とともに見えるものが変わってくる、そういうものなのかもしれない。
考えてみれば、こどものころ、私には何も物事が見えていなかった。しかし、だからこそ若いことだけにしか、見えなかったもの、感じ取れなかったものもあると言うことか。
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