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2021年05月23日22:24

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「入社後に後悔する会社」を事前に見抜く着眼点・・試案でいいから、見てみたいな。

業界別、会社規模別、職種別、国別、地域別・・その他、どんな軸があるのか?

採用の失敗が繰り返される理由は自分に? 採用側に?「入社後に後悔する会社」を事前に見抜く着眼点
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採用の失敗が繰り返される理由は自分に? 採用側に?「入社後に後悔する会社」を事前に見抜く着眼点 2
2021年05月23日 21:21 All About

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写真採用の失敗が繰り返される企業の中途採用の実態を、人材コンサルタントの小松俊明が解説する。
採用の失敗が繰り返される企業の中途採用の実態を、人材コンサルタントの小松俊明が解説する。
採用の難しさを分かりやすく説明した話がある。それは企業への採用支援をサービスとして提供する人材紹介会社が、自分たちの会社の社員の中途採用では失敗続きであることだ。医者の不養生(患者に養生をするように説く医者が、私生活では不摂生をしていること)と言ってもいい。

人材紹介会社では、社員の定着率が低いこと、それが採用の失敗の証拠である。

実際、採用の失敗の背景には、人材紹介会社が「不摂生」に相当すること(職場環境が悪く、会社が不誠実な経営をしているなど)をしているというよりは、むしろ「養生すること(主に社員教育など)の難しさ」、つまり結果として、入社後に高いパフォーマンスを上げられるような適性の高い人材の採用と入社後の育成が、人材紹介の業界ではうまくいっていないのである。

採用のプロであるはずの人材紹介業界が抱える悩みとは
人材紹介の業界では、実績がある業務経験者を他社から中途で採用することが難しい事情がある。求人企業が抱える求人案件と求職者の情報、いわゆる顧客ベースを構築できた社員は、自分が働く人材紹介会社を辞めることを好まず、会社に定着する傾向が強い。

そうした人が会社を辞める時は、本人が独立する時であり、競合他社へ転職する時ではないからだ。裏返せば、人材紹介の経験がある人で他社への転職活動をする人の中には、環境を変えて、注力する業界や職種を変えたいという人や、前職の会社が業績不振で転職を余儀なくされた場合などもある。

だが多くの場合は、じゅうぶんな顧客ベースを築けていないこと、もしくは目標とする売り上げを上げることができていないことが原因で、現職に留まれずに転職活動をしている人も少なくない。

その結果、人材紹介会社の中途採用では、業界の未経験者か、他者でじゅうぶんな実績を出せていない人を中途で採用することが多くなる。それが採用失敗の原因となっている。人材紹介以外の仕事をしてきた人の中から、本人の素養を見抜いて人材紹介の世界で活躍できそうな人を採用すること、これがなかなかうまくいかないのである。

「社員の離職率」は増加傾向にある
毎年、転職市場で人気のある会社の転職人気ランキングが様々な会社から発表される。その上位にランクインする会社は、大学生の就職人気ランキングと大差はなく、日本を代表する名だたる有名企業や大企業が並ぶ。

企業のことをよく知らない学生がイメージで選ぶ就職の人気ランキングに比べれば、ビジネス経験のある社会人が選ぶ転職の人気ランキングには、年収や福利厚生をはじめ、社員の働きやすさなどの改革へ取り組む会社の経営姿勢が評価されているのだろう。

大学生の就職の人気ランキングには金融や商社などが上位に多いが、転職の人気ランキングにはメーカーや外資系が増えてくる点にも注目したいところだ。

有名企業や大企業は話題に上がりやすい。報道で見かけることが多いことから、実際は社会人が選ぶ転職の人気ランキングも、結局はイメージで選ばれていることは否めないのかもしれない。どんな場合では大切な判断をイメージの影響を強く受けて行えば、それは判断ミスにつながる。

厚生労働省が2020年10月に発表した「新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)」によれば、新卒者の就職後3年以内の離職率は高卒で39.5%、大卒で32.8%であり、新卒の3割以上が入社後3年以内に離職している。入社した会社は、自分が想定していたイメージとギャップがあったのだろう。

総務省統計局が2020年2月に発表した労働力調査の報告書では、2019年の転職者数は351万人にのぼり、これは過去最多となっている。転職理由としては、「より良い条件の仕事を探すため」という理由をあげる人が増加傾向にある。

そして、転職先に選ぶ会社は、より待遇が良いと思われる従業員規模が大きな企業への転職を希望する人が増加傾向にあるという。実際全国には400万社を超える企業があり、その大半である99.7%が中小企業であることから、果たしてどれほどの人が転職で待遇改善を実現できているかは分からない。

人が転職する理由は待遇への不満だけではないが、会社の立場から見れば、社員の離職率が増加傾向にあるということは、社員の離職を思いとどまらせるだけの魅力が会社に足りないのと同時に、新卒採用と中途採用のどちらにおいても、会社とのマッチングの良い社員を採用できていないということはないだろうか。

企業と個人は、互いにマッチングの適性や合理性をチェックしているはずなのに……
転職活動をする個人にとって、会社選びと仕事選びは至難の業である。なぜなら、未知の世界に飛び込む際の判断材料が十分でないことが多いからである。

例えば、募集要項を見ても、必要なスキルや経験の記述は詳しく記載があったとしても、入社後に取り組む仕事内容や職場環境、待遇の推移やキャリアパスについては詳しい記述が少ないからだ。

面接の機会があったときが、唯一、それらの内容を深くヒアリングできるチャンスではある。しかし、面接で質問するのは主に面接官であり、転職希望者が質問できる時間は短く、質問できる内容も限られてしまうのが現実である。

つまり、イメージで転職先を決めてはいけないとはいっても、リアルな情報収集が事前に十分に入手することができない以上、実態はイメージで決めざるを得ない状況があるのだ。このため、優良企業のイメージがあり、待遇が比較的いい会社に入れれば、まずは安心する人は多いのだろう。

ここでもう一つ、気づくことがある。それは個人にとっては転職であるが、新しい社員を受け入れる企業にとっては新たな人材の採用であるため、慎重な検討は転職する個人だけでなく、当然企業側でも実施しているということである。

つまり、転職する個人からみれば、企業の内情をよく知る面接官が正しい判断をしてくれると考えてもいいのではないか。もし採用となれば、自分の判断では十分に検証しきれなかった部分が、企業によって検証してもらったことになる。つまり、双方で採用の適性と合理性をチェックしているのだから、本来はミスマッチが起きにくいことになる。

転職に満足している人がいる一方で、離職率が増加傾向にあるのは、転職市場の求人案件と転職希望者において、納得のいく採用や転職が実現できないほど、双方の需給バランスが悪く、採用や転職に妥協が多発しているということではないだろうか。

会社にとって理想的な人材はそれほどいない、または個人にとって理想的な会社や仕事も足りないということである。さらに、採用や転職は人間がしていることであるから、お互いに事実を隠し、虚偽の報告を交わし、合理性の足りない判断をしていれば、採用の失敗を引き起こす可能性も高まる。これは片方の問題ではなく、相手があるので厄介である。

採用の失敗は、有名企業や大企業でも繰り返されている
企業にとって、採用の失敗は現場の面接官の判断ミスが引き起こすことが多い。面接官間の連携が取れていないことも問題である。採用判断が、1次や2次面接の面接官と3次や最終面接で採用決断をする面接官との間で一致していないケースもある。

つまり、中途採用が日常化している企業の現場では、必ずしも社内で統一された採用基準が共有されておらず、出たとこ勝負のような形で、各面接官の好き嫌いや個々の人物評価で採用判断が行われているケースは少なくないのだ。

これらは中長期的にパターン化されやすく、採用される人物の経歴やタイプは同一化していく。これでは採用の失敗が起きても、それを改善するための見直しを十分にしない限り、構造的に採用の失敗はその企業で繰り返されることになるのである。

仕事内容にやりがいがなく、待遇や社内の人間関係が悪くて、長時間残業が慢性化しているなど、離職者が多発している有名企業や大企業もある(俗にブラック企業との評判がたってしまった会社がこれに相当する)。

一方、それほど仕事内容や職場環境に悪い評判がたっていないのに、転職市場では常に通年採用が繰り返されていて、実際に離職率の高い有名企業や大企業もあるので、そうした会社では採用の失敗、いわゆる現場判断で数々のミスマッチが、面接官と求職者間で繰り返されている可能性があり、そうした会社は情報公開の不足や面接プロセスのマンネリ化がある可能性が高い。

入社後に後悔しないために、転職前に考えておくべきこと
転職する人の心構えとしては、採用の判断をする企業が採用の失敗をすることを繰り返していることを警戒することがまずは必要である。つまり、自分自身の判断力を高めるために、これまで以上に事前の情報収集をすることをおすすめしたい。

もし人材紹介会社を使った転職活動をするならば、自分が知りたいことを担当者に質問し、情報取集を手伝ってもらうことができる。もちろん分からないこともあるが、会社や担当者が変われば、分かることもあるかもしれない。色々と親身に企業や求人情報の情報収集をしてくれる人材紹介会社と付き合うことも、転職活動中は一層大切になってくる。

もう一つ大切なことがある。それは自己アピールで過去の自分の実績を誇張して話しすぎたあまり、実態とは異なる人物像を面接官に植え付けてはいないかということである。コミュニケーション能力が高い人が陥りがちであるが、つい面接官の期待にこたえたい、そして自分を高く売りたい、面接に落ちたくないと思うあまり、一線を越えてしまうことはないだろうか。

その一線とは、自分が一人で実現させたことでなくても、まるで自分が一人でしたかのように話を盛ってしまうことである。面接官から、明確に問われなければ(「あなたが一人で取り組んだのですか」という具合に)、本来グループで取り組んで達成したことでも、つい自分の手柄のように話をしてしまいがちである。

それは必ずしも嘘をついたわけではなく、単に文章の主語の部分(「誰が」というところが、「一人で」なのか「グループで」なのか)をあいまいにして、話をはぐらかしたまま進めたことで、相手には自分が一人で達成したことのように伝わることもある。

この場合、積極的に嘘をついたわけではないので、あとから正されても、「グループで取り組んだ」という意味で伝えていたという言い訳がきくかもしれず、あまり罪悪感を持つことなく誰もがやってしまうことかもしれない。しかし、こうした小さな誤解が重なることで、面接官もそれを見落とし、判断ミスを起こすことがある。

転職希望者としては、転職希望先から採用されることになれば、まずは成功であるが、入社後に期待されることと、自分の経験やスキルがミスマッチしていることに悩まされることになり、それはいずれ自らが離職することにつながる可能性もある。

自己アピールは大切であるし、少し背伸びをし、話を盛ることもあるものだが、それが入社後に自分を苦しめることにならないよう、転職活動中の自己アピールには十分に気をつけることが大切である。

転職活動をするときは、企業や仕事内容を検証するうえでできるだけ多くの情報収集をして正しい自己判断ができるよう努力するとともに、採用する企業にも正しい判断をしてもらうよう、自分の経験やスキル、実績については、できるだけ正確に伝えることも、入社後に安心して働き続けられるようになるためには大切なのである。
(文:小松 俊明(転職のノウハウ・外資転職ガイド))
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