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2021年05月11日07:33

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18960914 NO4682 オスボーン海関長署理が鎮南浦に向け出発

18960914 NO4682 オスボーン海関長署理が鎮南浦に向け出発
한국사데이터베이스 (history.go.kr)
010_0030_0160 駐韓日本公使館記録 10巻 参. 機密各館往復 (16) [オスボーン海関長署理が鎮南浦に向け出発]
文書題目 (16) [オスボーン海関長署理が鎮南浦に向け出発]
文書番号 機密第一六号
発信日 明治二九年九月十四日 ( 1896年 09月 14日 )
発信者 在仁川 領事館事務代理 領事官補 萩原守一
受信者 特命全権公使 原敬

(16) [オスボーン海関長署理が鎮南浦に向け出発]
機密第一六号

当・仁川港署理海関長・オスボーン氏は昨日十三日、汽船「慶済号」を借り切り海関主事・李某、雇洋人・ヒンヅ及び水夫四人を従え、さらに平安道鉱山事業に従事する予定の米人四人と同伴、測量器具を準備して鎮南浦(チンナムポ)に向って出発致しました。
この出発の前日、小官より同氏を訪問致しました際には「かねて支那商人で大同江(テドンガン)河岸で密輸出入を企てる者が多く、我が商人の妨害をなす事が甚だしい旨小官(*萩原)より数回申し入れた事があるので、公暇を量り近日同地方の視察を遂げる」と申しておりましたが、同氏は数日前、度支顧問兼総税務司・ブラオン氏の命令により急に上京した事もあって先に触れた測量器具を携帯して出発したと信じられます。
なお昨日海関書記仏人・ラポートより聞き得た所によれば、これは全く開港準備ためであって、来月初旬帰任の後は直ちに開港することになるようで、目下当港海関において家屋・家具の準備を取り急いでおり、また該地(*鎮南浦)海関長としては傭書記中、林思孝を任命する事までもほぼ内定致しているようです。この件具報に及びます。 敬具
明治二九年九月十四日
在仁川 領事館事務代理 領事官補 萩原守一印
特命全権公使 原敬 殿



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