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2021年04月30日16:26

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スプリット(Split)

 「シックス・センス」「ヴィジット」のM・ナイト・シャマランが、ジェームズ・マカボイを主演に迎えてメガホンを取ったサイコスリラー。見知らぬ男に拉致され、密室に閉じ込められた女子高校生3人組は、監禁場所で神経質な雰囲気を漂わせた男を目にする。男が部屋から立ち去り、必死に脱出方法を思案している最中、ドアの外から男と女が会話する声を耳にした3人は助けを求めて声を上げるが、そこに現れたのは、女性の服に身を包み、女性のような口調で話す先ほどの男だった。男には23もの人格があり、9歳の少年やエレガントな女性など、ひとりの体の中で人格が激しく入れ替わっていく。そして、そんな男に24番目の人格が現れ……。マカボイが多重人格の男を演じ、シャマランの前作「ヴィジット」に続き、「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」など人気ホラー作品を手がけるジェイソン・ブラムが製作を務める。(映画.comより)







<2019年2月19日録画鑑賞>

<ネタバレあり>

 これを見逃したまま「ミスター・ガラス」を見てしまったアホな私。リアルタイムで見た「アンブレイカブル」は昔過ぎてちゃんと覚えてないし、イマイチよくわからないまま「ミスター・ガラス」を見終えたのでした。そして今回wowow放送によりやっとの鑑賞。すごい映画でした。マカヴォイが多重人格者を演じるとは聞いていましたが、さすがにうまい!女性パトリシアになっているときは、何も言わなくても女性だとわかったもんね。個人的には、ずっと前に見たフランス映画「迷宮の女」を思い出したりしました。あの時も衝撃だったなぁ。優秀な精神科医ランベール・ウィルソンが、いたいけな少女(に見える)に翻弄されまくるのです。ここに対比に出してしまった時点でネタバレですが、当時はわからなくて相当混乱しました。

 でも今回は、話の展開がやや安易だと思いました。マカヴォイは熱演だし、彼の主治医(女医)の考え方にも共感できました。でも、小さい頃の虐待で抱えたトラウマとか、地味で疎外されてた女の子は実は性的虐待を受けていて、彼女とは瞬時に深くわかりあえるとか、安易な虐待の持ってきかたにやや食傷気味になりました。「なんでもそれを持ち出せばいいってもんじゃないぞ」って感じです。まぁ少し前の映画だから、当時はそれほどでもなかったのかもしれませんが。

 ところで、多重人格って、人格が入れ替わると体力まで変わるじゃないですか、強〜い男になったり。この映画でも、マカヴォイ、すごい跳躍力を見せるのです。身体は同じなのに、そんなことって本当に可能なのかな。一瞬だったら”火事場のバカ力”が出るのかな。そういう時はすぐに人格が入れ替わって持続させないようにしてるのかな。誰か知ってたら教えてください。
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