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2021年04月24日02:03

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キャンプをする「だけ」・・・なのかな

それだけと言うが、キャンプしない人からは知らない世界。
それを、知らなくても分かる様に解説してくれる。

まぁ、きららの日常系など、ここから更にキャンプすらしない、
ただただ女の子が暮らしてるだけのお話だって、それはそれで楽しい作品になるからね。

キャンプをするだけとは言っても、キャンプをする価値は表現されてるし、
するだけじゃなくて、キャンプに出掛ける資金を稼いだり
道具を調達して使い方を確認する等、準備の様子も丁寧に描かれているのが
また深みを増してくれる。
この辺、高校生って年代も絶妙なのかな。
中学生以下だと「何処に行って何がしたい」くらいは言えるものの、
その為に必要な事を全て自分らで把握補完するのはハードだし
屋外で夜明かし等するなら保護者の引率も付けたい。
大人が主人公なキャンプものなら、視聴者は「ゆる」ではない「ガチ」を求めそう。

キャンプ程硬派な事はしない旅人にとっての観光案内にもなってるし、
実際の現地の様子も描かれていて、良く行く所や近くに住んでる人なんか
知ってる場所が登場するだけで嬉しくなるんじゃないだろうか。

飲んだくれた先生が気持ち悪くて唸ってるのをオバケと思って怯える面白シーンもあるし、
初めて独りキャンプをする主人公の、姉と親友が心配で様子を見に来た所で出くわし
無事楽しんでるのを確認しては気付かれない様にコッソリ退散する
ほっこりシーンも・・・。

松ぼっくりを着火剤に使ったり新聞紙で薪を作る等、
キャンプをしなくてもトリビアとして知るとソレ自体が楽しいし
災害の時にフと思い出して役に立つかも知れないテクも紹介されてるね。


■女子高校生がキャンプをするだけの漫画『ゆるキャン△』が大ヒットした理由とは? 人気のポイントを考察
(リアルサウンド - 04月23日 10:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=6494242

女子高校生がキャンプをするだけの漫画『ゆるキャン△』が大ヒットした理由とは? 人気のポイントを考察

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2021年04月23日 10:21 リアルサウンド


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リアルサウンド


写真日常の地続きにある『ゆるキャン△』の魅力
日常の地続きにある『ゆるキャン△』の魅力

 「まんがタイムきららフォワード」にて2015年から2019年まで連載され、現在は漫画配信サイト「COMIC FUZ」にて連載中の『ゆるキャン△』(あfろ・著)。


関連:【画像】夜景を前にうっとりまったりのリン&なでしこ


 2021年1月には単行本の累計発行部数は500万部を突破し、今年に入ってアニメ、ドラマ共に第2期がオンエアされた。2022年には映画化も決定しており、これだけでその人気をうかがい知ることができる。


 改めて、そんな『ゆるキャン△』の魅力に迫ってみたい。


■キャンプをする、それだけ


 どんなストーリーか。女子高校生がキャンプをする話である。それもガッツリとサバイバル! というものではなく、自分たちができる、行ける範囲で、無理せずに。タイトルの通り「ゆる」い。


 主人公のひとりである志摩リンはソロキャンプが好きでスクーターであちこちへと出かける。クールでマイペースだ。各務原なでしこは、遭難しかけたところをソロキャンプ中のリンに助けられたことがきっかけでキャンプに興味を持ち、野外活動サークルに入部する。


 基本はリンがソロキャンプに行ったり、なでしこが初キャンプに挑戦したり、という話が続く。キャンプ初心者が見ても、キャンプに抱く疑問はだいたいなでしこと一緒だし、その疑問にリンが答えてくれるので、なんとなく自分がキャンプをしているような没入感がある。


■シンプルに「キャンプがしたい」と思わせてくれる


 テントをたてるのも大変だし、焚火だって思うように火がついてくれない。ごはんだっておいしくできるかどうかわからない。彼女たちは冬キャンプをすることが多いので、寒さに苦しめられていることだってある。それでも読んでいるとキャンプがしたくなってくるのは、達成感が得たいからかもしれない。


 家にいれば、ガスコンロで沸かしたお湯を注げばできるカップラーメンも、キャンプで食べようと思えば大変だ。リンは初めての焚火でカップラーメンを食べているが、そのおいしそうなことと言ったら!


 キャンプに出掛けて、観光地を巡る姿も良い。旅番組を見ていれば似たような感覚が味わえるのではないか、と思うかもしれないが、女子高生って「キャンプ地」に行くのも一苦労なのだ。わざわざたどり着く面倒くささ、わざわざ不便なところで見るからこその感動。そういったものがエンターテイメント感を高めてくれる。


■「高校生」ということに意味がある


 なぜキャンプをする主人公たちは高校生なのだろう。高校生はちょっと不自由だ。お金も自由にならないし、移動だってままならない。キャンプにはお金がかかる。キャンプ用品を買うためにお金を貯める。自分が何が好きなのか分からないから、キャンプのスタイルも確立されていない。


 リンはなでしこと出会うまでソロキャンプしかしたことがなかったが、やがて友人たちとのキャンプもするようになる。逆にキャンプ初心者のなでしこもリンに触発されてソロキャンプに挑戦する。試してみて、「私はこれがいい」「これもいいけど、一番好きなのはこっち」と自分の個性を探り掴み取っていく姿が眩しい。


 また、彼女たちは自分の意見を押し付けない。相手がそうしたいというなら、と尊重する。仲が良いからと言って全部一緒に行動しなければならないということはなく、そんな自立しようとしている気持ちが垣間見えるのも良いのだ。


 「ああすればよかった」という後悔は、自分が選択したものだったら納得できるけど、誰かに強いられたものだと軋轢が生まれる。そのことを彼女たちが分かっているのかどうかはわからないけれど、読者にとってはそんな人間関係の緊張感がないのはなんともハッピーだ。


 何より、今の「なんとなく生きづらい」があふれる時代の中でホッと気を抜けるゆるさと、キャンプという自然の中で生きる行為を描くことで多くの人にとっての憩いの場となっているのかもしれない。


(文=ふくだりょうこ)

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