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2021年03月14日15:39

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【コラム】青木まりこ現象など名前雑学

「本屋でトイレに行きたくなる=青木まりこ現象」知ってるようで知らない名前トリビア
2021年03月14日 13:00 週刊女性PRIME


マスクが生活に欠かせなくなって約1年。おかげでマスクの鼻に当たる部分を、アレと言わずに『ノーズフィット』と呼べるようになった人も多いだろう。

 すべてのモノに、ちゃんと名前があるのだ。

「ここで紹介したようなモノだけじゃなく、あらゆる現象にも名前があります」

 そう話すのは、雑学ライターの杉村喜光さん。
自慢したくなっちゃう「呼び名の雑学」

 例えば、ひじをぶつけてジーンと痛くなる現象は、

「“ファニーボーン”です。しびれて感覚がおかしくなることから“おかしい=funny”と言われるようになった説が有力です」(杉村さん、以下同)

 かき氷を食べると頭がキーンとなる現象は“アイスクリーム頭痛”。アルミホイルを噛んだときにビリビリッとする現象は、発見した科学者の名前をつけた“ガルバーニ電流”という。

 あの生理現象にも名前がついていた─。

「小便をしたあと、ブルッと震える現象は“ジバリング”と言います。尿の放出によって低下した体温を元に戻そうとして身体が震えるんです」

“見ちゃダメ!”などと禁止されると、かえって見たくなっちゃう心理効果にも名前があるようで、

「その名は“カリギュラ効果”。アメリカで放映された映画『カリギュラ』が過激すぎたため上映禁止になったところ、かえって注目を集めてしまったことに由来しています」

 大人になると1年がどんどん短く感じる─。そんな心理効果は、

「“ジャネーの法則”と言います。19世紀フランスの哲学者ポール・ジャネが解き明かしたことから名前がつけられました」

 そんな大昔の哲学者が考え出した理由とは……。

「若いころは1日の中にさまざまな新しい経験があるが、年をとるとすべてが当たり前となる。すると感情が動くことが少なくなって時間がすぐに過ぎてしまう、と言われています」
ちょっと笑っちゃうような
“面白現象”のなまえ

 1度聴いた音楽が頭にこびりついて離れなくなる現象にも名前が!

「試験中になぜかずっと同じ音楽がループしてしまうアレ、心理学的には“イヤーワーム(耳の中の虫)”と言います」

 音楽界の重鎮、ボブ・ディランの名前をとって“ディラン効果”とも呼ばれるが、正式な名前ではないという。

 お次は寝ているときにピクッとするアノ現象について。

「“ジャーキング”と言います。“ジャーク=急にグイと押す”で、筋肉の反射運動という意味。ですが、実はこれがなぜ起こるのかはハッキリわかっていません。疲れているときになりやすいとも言われていて、人間だけでなく犬や猫にも起こります」

 また寝入りばなの眠りが浅いときに起きやすいため“スリープ・スターツ(Sleep Starts)”とも呼ばれる。

 最後に紹介するのは、日本人の名前がついた現象。それは、みなさんも経験したことのある、本屋に行くとトイレに行きたくなるアレ。

「理由はいまだに解明されていないのですが、“青木まりこ現象”という名前はついています。始まりは、1985年、雑誌『本の雑誌』に“このような現象は私だけなのでしょうか?”という投稿でした」

 そこから“私もそうだ”という投稿がたくさん集まったため、研究されるようになっていった。

「前出の投稿をしたのが、青木まりこさんという女性だったため、この名がつけられました」

 フルネームをつけられると、ちょっと恥ずかしい気もするが……。ともあれ、思わず“へぇ〜”と言いたくなる名前トリビア。話のネタに困ったらどうぞ!

教えてくれたのは杉村喜光さん●雑学ライター。20年以上、世の中の雑学をリサーチして掘り起こし、面白いネタを発信し続けている。『モノのなまえ事典』(ポプラ社)、『異名・ニックネーム辞典』(三省堂)など著書多数
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とりあえず備忘録に。
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