カセットテープの発明者死去=94歳―オランダ
2021年03月11日 21:01 時事通信社
【ブリュッセル時事】カセットテープを発明したとされるオランダ人技術者ルー・オッテンスさんが、オランダ南部ダイゼルで6日死去した。94歳だった。地元メディアが家族の話として報じた。
オッテンスさんは、オランダ総合電機大手フィリップスの製品開発部門を率いていた際、カセットテープを開発。1963年の発表以来、世界中に広がり累計1000億本以上が売れたとされている。オッテンスさんはその後、CDの開発にも携わった。
レコードよりも小さく持ち運びが容易なカセットテープやCDは人々の音楽鑑賞の在り方に大変革をもたらした。ただ、オッテンスさんは生前、オランダ紙NRCハンデルスブラットに対し、チームでの仕事を強調していた。
同紙によると、オッテンスさんは、携帯ヘッドホンカセット「ウォークマン」を79年に発売したのがフィリップスではなく、日本のソニーだったことには失望感を示していたという。近年のカセットテープ人気復活には、テープの雑音の多さを理由に「CDの音に対抗できるものはない」と、技術者ならではの感想を述べていた。
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中高生の頃、せっせとCDからカセットテープに落としたなぁ。
いろいろ苦心しながら(笑)
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