トリック劇場版ラストステージ。

2月10日(水)。




2/10
2月-3 トリック劇場版ラストステージ。
2014年 東宝　112分。
脚本　蒔田光治
関東　堤幸彦
出演　仲間由紀恵　阿部寛　野際陽子　生瀬勝久

【あらまし】

ある日、上田のもとにある依頼が持ち込まれる。それは、村上商事がレアアース採掘権を獲得した海外の秘境で、呪術師を中心に現地住民が立ち退きを拒んでいるため、上田に呪術師のトリックを暴いて住民の目を覚まさせてほしいというものだった。だがその説明の最中、呪術師に呪われたという村上商事の社員のひとりが急死してしまう。上田は例によって家賃の支払いにも困窮する山田を助手に、恐る恐る現地へと向かうのだが……。

トリックシリーズ最後の作品。
キャッチコピーは、「トリックシリーズ14年間の集大成！本当に最後です！」。
本当に最後らしい感動的な作品に仕上がった。
もちろん、お得意の小ネタやくすぐりはある。

奈緒子は身を挺して村を守り、火柱と爆音と共に行方は杳として分からなくなる。
一方、上田は東京で何かの賞を受賞している。
エンディングテーマが流れる中で「南の島で記憶喪失の娘が発見された」のナレーションが入る。
上田は奈緒子を探すために超能力者を探している。
ここにダチョウ倶楽部も出演して軽くほぐす。
そして次に髪の長い女が顔を髪で隠して現れる。
奈緒子だ、髪で顔を隠した仲間由紀恵だ。
そして髪を上げると仲間由紀恵の黒い瞳が現れる。
上手い！堤幸彦の上手さ。
これだけ待たされれば仲間由紀恵の顔を見ただけで胸が熱くなる。
奈緒子、生きていたんだ。

仲間由紀恵の美しさ、軽妙な演技。
一流の女優だなあ。
仲間由紀恵の母親役を演じた野際陽子も捨て難い。
昔、野際さんと仕事をしたことがある筈だが、忙し過ぎてどの作品だか分からない。
今夜、記憶を辿ってみよう。