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2021年01月30日21:12

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「(自分自身に) 与える者は与えられ、(自分自身から) 奪う者は奪われる」

「与える者は与えられ、奪う者は奪われる」
聖書にある言葉だったでしょうか。

この言葉がふと頭に浮かんで感じたことなのですが、この「与える」・「奪う」は、自分自身に対してそうであることが前提であるように感じました。


「与える者」は、まず自分自身に与え、自分で自分を満たす人。
自分自身に満たされている人は、見返りを求めず、他者にも気持ち良く与えることが出来るので、他者からも気持ち良く与えられます。
自分自身に与えることから、他者に与え、他者から与えられる調和が生まれます。

「奪う者」は、自分で自分を満たすことなく、自分自身に対する責任を放棄し、他者に自分を満たさせようとする人。
他者に何かを強いたり、自分自身に対する義務や責任を押し付けます。与えられても、「奪う者」にとっては「相手の義務や責任」なので、感謝もありません。
他者と満たしあうことは出来ず、ただ相手を消耗させるだけになってしまいます。
人も物も行きたがらなくなるため、全体の調和から外れ、物事のタイミングも合わなくなり、運が悪くなります。

↓「調和」についてはこちらをご参照ください
【リーディングで学んだこと】流れは自分の心の在り方次第 〜流れと調和
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973615570&owner_id=65478440


「与えているのに与えられない」と不満をもつ人がいれば、それは、自分を満たさずに自分自身から奪っているからです。
自分自身から奪って与えて、与えることを相手に強いるのは「奪う者」と同じです。
自分から奪うことなく、満たされた状態で与えていれば、「与えているのに与えられない」と不満をもつことはありません。


「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである」という言葉も、「富める者」「貧しき者」の前に「精神的に」がついて、これと同じことなのであれば、よく分かります。

経済的な豊かさがあっても、奪う在り方であれば、どこかで限界が来ます。
この世界は皆互いに支えあって成り立つもの。
与えて与えられる循環がなければ、「ますます富む、富める者」にはなり得ません。
他者の豊かに繋がる在り方であってこそ、「ますます富む、富める者」となります。


[自分自身に与える富める者]
自分自身に対する責任感 = 感謝 = 調和
→豊かさ

自分自身のことに関して責任感のある人は、してもらったこと・与えられたことにきちんと気付き、感謝します。
以前、「感謝」は「与えること」と同じだと感じました。
全ての存在には「より幸せな世界を創りたい、そのために自分を活かしたい」(=善き調和)という願望があるそうで、相手からの心からの感謝は、相手の幸せに貢献できたことを感じさせ、それを満たすものだからだと思います。
心からの感謝は、自分自身が満たされると同時に相手も満たす「調和」そのものですし、
相手や周りの人たちの幸せを願う気持ちになり、自ずと調和した在り方になります。
人も物も、そういう人のところに行きたがります。
感謝を忘れない人は「与える者」と言えます。


[自分自身から奪う貧しき者]
自分自身に対する責任放棄 = 自分を満たすことを他者の義務や責任にする
= 不調和(感謝もなく、満たしあえる関係を築けないので、求める縁を得られない)
→ 被害者意識・敵意 = 責任転嫁・奪う在り方を正当化
→ 自分の在り方を変えない限り、満たされることはなく、ますます貧しい在り方になる

先日も書いたのですが、権限と責任は2つで1つです。
自分自身に対する責任放棄は、自分で自分を幸せにする努力をしないということ。
自分自身から人生の権限を奪っているとも言えます。

自分の内面のことは自分の管轄で、誰もその代わりを務めることは出来ません。
自分を他者に満たさせても、その喜びは長くは続きません。
自分が求めているのは自分自身からの愛情だからです。

↓詳細はこちら
[柏井] エゴも神の愛
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972766568&owner_id=65478440


自分自身を幸せにすることが一人ひとりの責任であり、役割でもある。
自分を満たしてこそ、見返りなく真心で与えることが出来る。
自分自身に対する責任を放棄して、愛情を注がず、権限を奪ってしまっては、他者からも奪う在り方になってしまう。
自分を犠牲にせず、被害者にせず、きちんとを自分自身に対する責任を持って、愛情を注ぎ、人生に対する権限を行使すること。
そうして、まずは自分自身を幸せにするところから、周りに愛と豊かさを広げていくことが出来るのだと、改めて思いました。
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