普通のアイドルは その歌手のキャラクターが決められ それに沿った内容の歌が作られます
百恵も最初のうちは 「性的なちょっと危ない歌を歌う少女」という路線でした
それが途中から変わってきます
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%99%BE%E6%81%B5
シングルの順番を見てください
キャラクターがコロコロ変わります
17 夢先案内人 →18 イミテイション・ゴールド →19 秋桜
あるいは
23 絶体絶命 →24 いい日旅立ち
そして
28 愛染橋 →29 謝肉祭
30 ロックンロール・ウィドウ →31 さよならの向う側
もう 同じ歌手が歌う内容、順番とは思えません
21 乙女座 宮 →22 プレイバックPart2 では
「私ついていくわ とうに決めているの」と言った次の歌が
「ぼうや いったい何を教わってきたの?」です
28 愛染橋 →29 謝肉祭 では
「うちは愚かな女やからね 人生もようしらん」の次に
「人よりたくさん浮き名を流し 人よりたくさん血を流す」です
普通は 山本リンダやアンルイスのように
「少女」から「女」になると 元へは戻りません
しかし 山口百恵の場合 「少女」と「女」を行ったり来たりします
そしてそれが 違和感なく ピタリとはまるのです
この 「どんなイメージにも瞬時に変われる」 というのが 百恵の一番のすごさだと思います
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