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2020年12月07日17:58

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何年か振りに

映画を見た。時々、私がここで宣伝しています朗読劇の主宰やそこで知り合った様々な人の一部が、『君は彼方』の監督兼脚本兼プロデューサーのいた事務所に所属していた(声優部門は今は閉鎖)からだ。これも何かの縁だと思い、しかも途轍もなく低評判と聞いてしまえば、怖いもの見たさで行くしかない。

 11月27日にスタートした全国ロードショーなのに、既に1日で1回しか上映していないのである。いかに客が入っていないか。私の歴代1位の記録は、私を含めて映画館に5人である。それを更新できると思い、今日の午後に見てきた。

 結果から言えば10人以上居たので記録の更新はならなかったが、映画に関しては低評価になる理由が良くわかる。多分、予算がないからこの程度で突っ走ろう、というB級映画の方が面白い筈だ。因みに映画の分野で言えば「スピリチュアルファンタジー」になる。

 「ファンタジー」の欠片もない「スピリチュアル」を教えてくれと突っ込まれそうだが、こうとしか言い様がない。何故、このテーマであの内容(ストーリー)の映画にしてしまったのだろう。個人的には、抽象度を高くして「何でそこでそんなに婉曲的な表現にするの」という物に比べれば、はっきりと直接的なので好みではあるが、直接過ぎて映画の中盤で台詞になってしまっている。それはメッセージ性ではなく本当のメッセージだ。

 ここらでやめておこう。但し、アニメ映画から随分離れた私ですらわかる、画力のムラだけは書いておきたい。場面場面で急に「疲れちゃったのかな」と思わせる物が有ってはいけないと思う。ラジー賞の外国語映画部門にノミネート間違いなしだ。

追伸、名誉挽回のチャンスを1度は監督に与えてあげてほしい。
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