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2020年12月09日18:13

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「こっぴどい猫」

 …正午まで、アルバイト。

 国立映画アーカイブの「忠臣蔵 花の巻 雪の巻」、観に行くのを止して、京橋図書館に行くだけにして家に帰る。 …ちょっと、3時間半の映画を見る気力がどうしても湧きませんでした。

 帰宅後、DVDで今泉力哉監督の「こっぴどい猫」を観ました。

 リリー・フランキーの映画コラム集「日本のみなさんさようなら」を読み終わりました。



 ☆「こっぴどい猫」(2011)監督 今泉力哉 出演 モト冬樹、小宮一葉、内村遥、小石川祐子、平井正吾、三浦英、後藤ユウミ、高木珠理、結、今泉力哉

 「その無垢な猫」を代表作として持つ、作家の高田則文。彼の周りの人間たちはみな、順風満帆な人生を送っている。
 しかし、高田は、妻に先立たれてからまったく小説を書いていなかった。そんなあるとき、高田は行きつけのスナックでワケあり美女の小夜に出会い、惹かれていくが……。


 「愛がなんだ」「サッドティー」に続いて、今泉力哉監督作品を鑑賞しましたッ!

 …この今泉力哉監督って、ホントに面白い映画を作りますねぇ!
 本作も今泉監督のオリジナル脚本です。

 “モト冬樹生誕60周年記念作品”と仰々しく謳われておりますが、彼が演じる作家の高田センセイも還暦を迎えようとしています。
 そして、そのお祝いを行きつけのスナックで子供たちを交えて開こうってんですが…。

 高田センセイの周囲の人間たちの、あれやこれやの恋愛模様を描く群像劇。…これが、次第次第に複雑怪奇に絡み合って、エライことになってしまうんですよね。(笑)

 モト冬樹以外の俳優さんたちは、みんなほとんど無名の人たちなんだけど、これがまたウマイこと嵌まってるんですよねぇ。
 高田センセイの息子タカシとその彼女ってのが、もう可笑しくって可笑しくって…。いやぁ、笑わせていただきましたッ!

      …じつに面白かったですッ!


 『体裁とか、不謹慎とか、友情とか、家族とか。
  生活とか、夢とか、社会とか、身分とか。
  そういう類いのものは
  「好き」という気持ちの前では、無力だ。』
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