…正午まで、アルバイト。
天気は良いけれど、寒さが厳しいッ!
帰宅後、DVDで御法川修監督の「母さんがどんなに僕を嫌いでも」と、ホン・サンス監督の韓国映画「教授とわたし、そして映画」を観ました。
☆「母さんがどんなに僕を嫌いでも」(2018)監督 御法川修 出演 太賀、吉田羊、森崎ウィン、白石隼也、秋月三佳、小山春朋、斉藤陽一郎、おかやまはじめ、木野花、宮田早苗、前原滉
タイジは幼い頃から、情緒不安定な母に心身ともに傷つけられていた。
17歳で家を飛び出し1人で生きていこうと決めるが、幼少期から見守ってくれた工場の婆ちゃんとの再会や、大人になって出会った友人たちの存在に励まされる。
やがてタイジは、大好きなのに自分を拒絶する母に歩み寄り、向き合おうとする。
歌川たいじの同名コミックエッセイを原作に、ドラマ化した作品。
…不味いドラマ化ですねぇ。
“児童虐待”というエッジの利いたテーマとこれだけの役者を揃えて、こんなにシマラナイ映画を作ってしまっちゃイカンでしょ、監督。
なんだかヌル過ぎて、見ていてイヤんなっちゃいましたよ。
太賀、けっこう好きなんだけどなぁ。…う〜ん、どうもナットク出来ない映画でありました。
☆「教授とわたし、そして映画」(2010)監督 ホン・サンス 出演 イ・ソンギュン、チョン・ユミ、ムン・ソングン
第一章 呪文を唱える日
売れない映画監督のジングは、大学の映画学科で教えている。
ある日、学科のソン教授の悪い噂を耳にしたジングは、飲み会の場で教授に直接その噂について問いただすが…。
第二章 キング・オブ・キス
ジングは映画学科の学生であるオッキに恋をしていたが、オッキはソン教授と関係を持っていた。
第三章 大雪の後に
大雪の後の日、ソン教授の講義には誰も出席していなかった。やがて、ジングとオッキが教室にやって来る。二人は教授に恋愛とは何かと問う。
第四章 オッキの映画
オッキはそれぞれの男と訪れた山でのデートをもとに映画を撮る。
「自由が丘で」「カンウォンドの恋」に続いて、ホン・サンス監督の映画、三作目の鑑賞です!
…なるほど、相変わらずのホン・サンス節とでも申しましょうか、なんかマイペースに映画作ってますねぇ。(笑)
大学の映画学科の女子学生オッキをめぐる恋愛と映画をテーマにした、四つの短篇。…と言うか、四つのエピソードで綴るオハナシ。
男二人と女一人の三角関係。…若い男ジングは女房持ちのクセにオッキに迫りまくりマス。でも、そのオッキはジングよりもずっと年上のオッサン教授ソンと出来てた!(笑)
どこか、ホン・サンス監督の私小説的な映画でもあり、そのあたりの空気を察して観ると面白いカモ。…なんかいい恋愛はしてなさそうだけど。(笑)
この人の映画、特に好きなワケじゃないんだけど。…なんとなくクセになります。
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