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2020年09月17日10:29

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9月16日大野・東京都響

都響スペシャル 2020
2020年9月16日(水) 19:00開演 サントリーホール

指揮:大野和士
ヴァイオリン:矢部達哉
チェロ:宮田大
ピアノ:小山実稚恵
東京都交響楽団

ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲 ハ長調 Op. 56
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 Op. 55 「英雄」

客席は1人おき。オケは後半14型。不自然に間隔を開けることもない。
弦楽奏者の譜面台も通常通り2人で1台。

1、三重協奏曲

ウェリントンの勝利と並ぶベートーヴェンの駄作と言われているが、
へんてこりんな現代曲を聴かされるよりもよっぽどましだ。
ピアノトリオにオーケストラ伴奏をつけること自体に無理がある。
オケが活躍しない場面ではそこそこ楽しい部分もあったが、それだけ。
ソリスト1人でほかの曲を聴きたかった。

2、エロイカ

指揮者大野への評価が一変した演奏だった。これまで大野に対する印象としては
正確ではあるが枠にはまった現代的な指揮者というものだった。
しかし、今回のエロイカは違う。20世紀ドイツの王道を行くような堂々とした
演奏だ。テンポを自在に動かし、各楽器にしっかりと歌わせる情熱的な演奏だ。
弦(特に低弦)が厚く響き、ホール全体を心地よい響きで満たしていた。
また、1楽章後半の2回目のトランペットも吹かせているのも好感が持てる。

この人ってこんなに熱い指揮者だったっけと感じた次第である。
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