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2020年10月26日00:26

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「錦秋御園座歌舞伎」(御園座)10/11

歌舞伎観劇の再開は御園座から。名古屋に歌舞伎が来てくれました。客席は1席空けの半分がほぼ満席に埋まっている感じ(へんな日本語・・・)。幕を開けるのも大変な世の中ですが、毎日無事に公演ができて、見に行けるのは、それだけで幸せだなと思います。
今年の10月は顔見世ではないけれど、チケット代を安価にして、公演時間も短くて、なんとなく巡業とかそんな感じにも思えてしまったけれど、やっぱり劇場の空間は良いなあ。
菊之助さん、6年ぶりの御園座って言ってましたけど、そんなに来てなかった?そんなに見てない気がしてないから、きっと私どこか他で見てるんでしょうけど。


「鐘ヶ岬」
金屏風だけのシンプルな舞台。すっぽんから現れた菊之助さんの清姫はたたずまいから所作のひとつずつがひたすらに美しくて、なんだかそれしか感想が出てこなくてすみません。鞠をいとおしげにくるくる撫でまわすみたいな動きで、見えないものがほんとに見えるようでしたもの。


「解説 歌舞伎のみかた」
B日程は、萬太郎さんによる歌舞伎の解説。すっぽんから登場して、舞台機構の説明、ツケの効果や、楽器の説明。ある程度の基礎知識はあるつもりですけど、色々改めて説明してもらえると、知らなかったこととか気づかされることとかもあって、楽しかったです。

「連獅子」
親獅子の菊之助さん、仔獅子の右近さん。菊之助さんが連獅子初役ってなんだか意外。さっきの清姫から一転して勇壮な獅子で、そのいろんな菊之助さんが見られるのは楽しい。そして仔獅子のけんけんがまたとっても威勢が良くてとにかくパワフル。それを見守る菊之助さんがなんだか、やんちゃな子供を見守る親のまなざしに見えてきたりもして。

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