私が学業のために上京していた1982年の8月15日。終戦記念日。
アルバイト先の友人と渋谷で遊ぼう。ということで、井の頭線で渋谷駅へ到着。
すると駅の右側にはいわゆる右翼の連中が、『打倒:共産主義!取り戻せ北方領土』などと連呼。
一方左側にはいわゆる左翼と呼ばれる:主婦連:勝手連のような婦人団体が、風船を飛ばしながら『平和』を連呼していた。
そしてそのふたつの塊がまるで戦争のように交わり始めた。
友人も地方から出てきたばかり。お互いに『東京というところは、物騒だけれども面白いところだ』と笑いあった。
今年はその周辺で、平塚正幸率いる国民主権党主体のクラスターデモが行われて、そこに民族系右翼のカウンターパンチ。
昔も今も、平塚正幸のようなカルトが出現して、無知なB層を感化する。
歴史は繰り返す。というが、繰り返してはいけない歴史もある。
私見だが、たとえ理数系が疎かになったとしても、政治経済や歴史の教養は身につけるべきだと強く思う。
本当に大切なことはひとつとは限らないが、真実を見極める心を持つべきだ。
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