「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公開中
彼女はまだ知らない、「愛してる」の意味を。
コロナの影響で公開が遅れた上、試写会もなかったので
やっと時間を作って劇場まで足を運んで観れた。
「おぢさんもマスクを濡らす作品」との振れ込み。
この時期で平日の昼だが、劇場はソーシャル満員。
途中からすすり泣きがあちこちで聞こえる。
幼少の頃拾われて武器として兵士に育てられた
ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
唯一人間として育ててくれた上官
ギルベルト・ブーゲンビリアを慕いともに戦場へ、
そこで上司と両腕、愛という感情を失った
ヴァイオレットは、戦後、代筆業に従事しながら
無機質に生きていた。
そんなある日……、
京都アニメーション制作による人気TVアニメの
劇場版。
監督は『劇場版 境界の彼方』の石立太一
声の出演は石川由依、浪川大輔らなど。
画が丁寧で綺麗。ヴァイオレットがけなげで
愛すべきキャラクターに仕上がっている。
物語の運び方や間の取り方がうまく、
感情の出し方も音楽も一流。
そりゃ泣くよという王道映画だ。
私、もちろん泣きましたとも。
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