3期「妖怪関ヶ原」見ていたら、この回でも美女が出演されていた。
あーそういえばこのお姫様も美しかったな…!
オババが美女に化けた回のことを先日思い出していたけれど、こちらは元はオババじゃなくて邪魅という雰囲気的にオッサン妖怪(笑)。相手を騙す時にはやはり美女の姿の方が効果があると考えてなのかね、恐らくねずみ男を騙す時もお姫様キャラで近づいていたから、決して鬼太郎さんが美女に弱いことを知った上で化けていたわけではないでしょう(笑)。
普段は美人を見ると(←どうやら年上に限る
)ポーっとしちゃう鬼太郎さんなんだけど、今回は自分の為に父さんがガマの姿になっちゃったことと妖怪アンテナが反応したので、美しいお姫様に声を掛けられても微塵も心乱されなかったね。いや多分やっぱり父さんが自分の身代わりになってくれたという事実が鬼太郎さんの心を一番占めていたんだと思うんだ、だから簡単に引っかからなかったと思う
だから彼女に向かってうっかり(であってくれ
)
「この化け物め!!」
って暴言を吐いちゃったと思うんだけど、まーこの言い方のワルイこと!!!(笑)「わらわに向かってその口の利き方、許しませぬぞ!」って言われても仕方ない(笑)。
それでも尚、
「へんっ、お姫様気取りか!!」
と悪態をつき続ける鬼太郎さんなのであった(笑)。
マジでこの一連の言い方がサイコースゴイんですけど!!
ヒーロー役を捨ててる(笑)ただただ悪ガキなのがすっごくおステキなの、3期鬼太郎さんの良いところってこういうごく普通の少年感があるってところなの、でも全っ然スカしてないの、ホントにこういうところが可愛くてカッコよくてダイスキなの
で大口叩いた割に結局邪魅の術にかかってしまって家来として悪さを働くことになる鬼太郎さん、てのもスキなの
(笑)
お店から食べ物を盗んで邪魅の元へ戻る途中に心配するユメコちゃんと出会うも鬼太郎さんはユメコちゃんをスルー。
ショックを受けるユメコちゃんにねずみ男が畳みかける。
「あんな奴のことはもう忘れろよ」
カッコイイセリフをのたまうねずみ
そして泣き出しちゃうユメコちゃん
このシーンちょっとキュンキュンしちゃった…(笑)憧れていた人の思いがけない一面を見てしまって、尚且ついつも優しくしてくれるのに今日はムシされちゃった女の子の動揺…そして彼の友人にあいつは本当はああいう奴、と自分の知らなかった事実を突きつけられて泣くしかなくなったという、なんか恋愛ドラマ見てるみたい(笑)。
でもこれは「ゲゲゲの鬼太郎」第3部なので!!!!!
(笑)
ユメコちゃんは強かったのです!!!ガマの姿になった父さんと出会い、真実を知り、
「可哀想な鬼太郎さん…」 ←このセリフがなんか「聖母たちのララバイ」を彷彿とさせた(古笑)
鬼太郎さん救出の為、単身ガマ仙人のところへ向かうのでした!!!
女性は強いな、と思ったな。大好きな人が不遇の中に苦しみや痛みをきっと抱いているであろうことをも感じ取り、その人の全てを包み込んであげられる気持ちの深さ、そうして大好きな人の為にはどんな苦労も厭わないんだから。
ユメコちゃんもただのお飾りのヒロインではなくて、大好きな鬼太郎さんにいつもただ守ってもらえる立場だけの子でもなくて、まだ少女だけれどもなんだか「母親」って感じを受け取ったなぁ。
そうして危ないところをガマ仙人に助けてもらって無事にガマ仙人と合流!
このガマ仙人もわたしのスキな仙人のベスト3に入るお方よ!!!
どっしり構えていらっしゃるのにやっぱり時折ユーモラスなキャラを見せてくれるの、こういうところがダイスキ3期
邪魅と鬼太郎さんに追い詰められて、
「わしはともかくユメコちゃんを見殺しにはできん!!」
とガマ仙人になんとかせい!と噛みつく父さん(笑)なんだけど、ユメコちゃんを助けたい父さんの気持ちに再びじーん…
ユメコちゃんと妖怪さんたちの結びつきの強さ…ステキだね3期…
「そうガミガミガミガミ言いなさんな」とぼやいて「これでも仙人だからな」とガマ仙人は異次元ドアを作って脱出。←この言い方も全然スカしてないところがスキ
あとキノコを摘むときの音とランプにセットする時の音もスキ(笑)。
異次元の妖怪関ヶ原へ誘われた鬼太郎さんはガマ仙人の喝を受けます。邪魅の元へ戻ると…
ガマ仙人をやっつけたという鬼太郎さんへ、ガマ仙人はどこにいるかと尋ねる邪魅が暗闇に佇む鬼太郎さんの顔を松明の火で照らすと、不敵に笑みを浮かべて邪魅を睨みつける鬼太郎さんが!!!!!
←ワルイ顔過ぎるヒーローの立場を忘れとる(笑)
「お前、正気に戻ったな!」
え、あれ正気の顔つきですか!?(笑)
自分を取り戻した鬼太郎さんの反撃が始まるんだけど、曲もカッコよかったし鬼太郎さんが渾身を込めて邪魅をやっつけようとする動きもメチャヨカッタのヨ〜〜〜!!!!メッチャ怒ってる!!!!!
(笑)
そんな鬼太郎さんのピンチを救ってくれたのもやっぱりのガマ仙人だったんだけど、木の枝に腰を下ろして鬼太郎さんに助言をするガマ仙人がこれまたカッコよかったよーーー
仙人の余裕!!!!
(笑)
まー鬼太郎さんだから失敗はないとは思うけど、もしも鬼太郎さんがダメだった時は自分がなんとかできるかなって感じなのかね、でもその態度にやはり嫌みが感じられないのがやっぱりスキなところなのでした
モチロン鬼太郎さんは失敗せず、邪魅を元通りに封印したよ
そして感動のラスト…
元の姿に戻る父さんを真ん中にしてユメコちゃんと鬼太郎さんが並んで見守っていました。全てが解決して、
「よかったわね、鬼太郎さん」
と笑顔で声を掛けるユメコちゃん。
そんな彼女をほんのちょっと上目遣いで見つめる鬼太郎さんは、心から
「本当にありがとう、ユメコちゃん」
と感謝の気持ちを伝えるのでした。
この「本当にありがとう」の言葉、すんごく気持ちがこもって聞こえてハッとしたよ…自分だけじゃなく父さんのことも助けてくれたユメコちゃん。自分を元に戻すために命を懸けてくれたユメコちゃんに、鬼太郎さんは単なる「好き」っていう愛情からで言ったのではなかったと思う。本当にユメコちゃんが自分にかけてくれた思いは「恋愛のスキ」じゃなく、深い愛情をかけてくれたと感じたんじゃないかしらと思った一言だった。
わたしはユメコちゃんが鬼太郎さんのことを恋愛対象と見ているということは分かるけれども、鬼太郎さんはユメコちゃんのことをそう思っていないと思っているの。決して「ネコ娘がいるからユメコちゃんはダメ!!」とかっていう嫉妬心ではなく、鬼太郎さんは恋愛以上の深い愛情を彼女に注いでいると思うので。それは、彼女が人間と妖怪が仲良く暮らせる世界を目指す鬼太郎さんの理想の象徴であるから。
妖怪を理解し、すべてのものに優しく愛情を持ち、そうして自分を好きになってくれた人間の女の子。
鬼太郎さんは賢いから、自分たちの未来を見通すことができる。
いくら人間と妖怪が仲良く暮らせるようにと願っても、両者の時の流れは違うから、いずれ自分が置いてけぼりをくらうことを知っていると思う。
だからユメコちゃんとの未来を希望しないと言うわけではないけれど、多分このまま二人が一緒にいてもやがてユメコちゃんだけがどんどん姿かたちが変わっていくことを知っているし、同時に心も成長していくことも分かるからユメコちゃんがいつまでも少女のままのあどけないこの恋を鬼太郎さんへ抱き続けることもないことを理解しているような気がする。鬼太郎さんはユメコちゃんのことを大事に思うけれども無理なことは無理だと線を引いて、ずっと仲間の関係を選ぶと思うんだ。
やっぱりいい子だから時折恋愛対象として意識しちゃう時もあると思うけれど、だけど彼女は最終的にはとても大切な人間の女の子。
鬼太郎さんとユメコちゃんの関係は単純なものではないと思う。
二人にとってお互いの存在は、ただただ特別なものなのだろうなという結論に達しました今回の「妖怪関ヶ原」の視聴でした
思わず深掘りしてしまった
美女に化ける妖怪さんてことで「天狐」さま回より空狐五人衆もいたなぁということを語ろうと思っただけだったんだけど(笑)。
美女多し!!!!!
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