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2020年08月21日09:29

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Zの選択

NHKの番組。
昨日は、大阪のシンガーソングライターの女の子と、田舎くらし協力隊に
なって、田舎に移住した男の子の話。
それで、田舎暮らしに興味のある僕にとっては、この男の子の暮らしに
興味があり、なかなか羨ましいなと思ったのですが、その中でかなり気に
なる部分がありました。
田舎暮らしをする上で、都市部の人間がある意味一番気になる、田舎の
人たちとの関わりという部分。
彼は田舎くらし協力隊として行ってますから、当然、現地の人との繋がり
というのは持っていて、現地のおとしよりから釣りを教わったりして、
上手くやっているように見えました。
その彼が、月に2度の消防団の練習が、うざいというかめんどくさいと
言ってるんですね。
それでその話を、釣りを教えてもらってるおとしよりとするんですよ。
おとしよりは「めんどくさいってことはないだろ?」と聞きます。
彼は「いゃ、結構めんどくさいですよ、仕事終わってから行くのって」
みたいな返事をします。
すると、そのおとしよりが言ったのが「でも、参加しなかったら、
お前の家が燃えても誰も消しに行かないよ」という言葉。
あ〜、ダメだなと、結局こういうことかと。
僕の感想としては、まず、月に2回、それも数時間の消防団の練習に
参加するのがめんどくさいと感じるこの青年の神経。
消防団の参加に関することは田舎くらしでは結構問題になります。
でも、月2回なら全然かまわないだろうと思います。
週に2回ならしんどいかもしれない。
それなら最初から、田舎くらし協力隊で行くなよって思います。
そして、このおとしよりの言葉、「参加しなかったら、お前の家が
燃えてても誰も消しに行かないよ」
そもそも、人としておかしいだろうということです。
そういう気持ちを持つことはわかります。
しかし、それをそのまま口にするから、田舎に人が移住しようと
しないんじゃないのかなと思うんです。
そこは、「田舎は少ない人たちが助け合って生きている場所だから、
もし火事が起こったら、みんなで消しに行く。そのための練習だし
そこでの繋がりが田舎で暮していく上でとても大切になるから、
しんどいとは思うけど、参加した方がいいよ。」でいいと思うんです。
「参加しなかったら、お前の家が燃えていても誰も消しに行かない」
明らかな、排他体質です。
この若者とおとしよりとの埋めがたい距離。
なんか暗たんたる思いがしました。
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