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2020年08月09日18:34

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小説「告解」薬丸岳

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あらすじ
飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。
翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。
自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔――。
失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。
一方、被害者の夫である法輪二三久は、”ある思い”を胸に翔太の出所を待ち続けていた。

翔太は己の犯した罪の大きさに恐れ戦く。
それはそうだろう。
飲酒運転で尚且つ、轢き逃げをしてしまったのだから。
もし、あのメールがなければ、と思ったことだろう。
後悔を抱え、生きていく翔太。
やがて、翔太は自分を見つめ直すことにし、自分に何ができるかを必死に考える。
これは罪を犯した男が罪と向き合うことの大切さを説いている。
自業自得と言えばそれまでだけれど、誰もが容疑者になりえる車の運転。
そのことについて考えさせられた。
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