mixiユーザー(id:417253)

2020年07月26日10:38

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リメイク版「どろろ」を見た

リメイク版「どろろ」アニメ
昭和の「どろろ」(虫プロ)は白黒だった
「ジャングル大帝」はカラーなのに
その後の「どろろ」は白黒だったのは財政難のせいだとか


リメイク版はアニメ技術の進歩と
手塚プロの参加による
手塚治虫色の融合が見事だった

24話昨日一気に見た

変人と呼んでもいい!(笑)


漫画では48の魔物だったけど
12体の鬼神に変わっていた

父、醍醐景光が鬼神と契約し
わが子の体を鬼神に与えたが、
12体目がもらい損ねて
その子供は命を長らえた


醍醐の国はその百鬼丸の犠牲によって
繁栄を続けていたが

百鬼丸は自分の体を取り戻そうと
鬼神を倒し続け体の一部が徐々に戻っていっていた

そのせいか
醍醐の国では災いが降りかかるようになっていく

百鬼丸を倒せば元通りに繁栄を続けられると
弟の多宝丸は考える
もちろん父親もだ


母親がそこで言う
「わが子の犠牲をもって手に入れた繁栄、
それを失った時、自分で手に入れてないものを
どうして再び手に入れることができましょう」


大勢のために一人の犠牲はやもう得ない
それは今でも通っている考え方だけど
それでいいのかと


そして百鬼丸に作り物の体を作った壽海が言う
「すべての体を取り戻すことが本当に必要なのか?」と
「欠けたままの体でも生きていく道はあるのではないか?」


障碍とともに生きていく?
それは心の問題だと?
心を奪われて鬼神になってまで取り戻すべきではないと!

24話「どろろと百鬼丸」で
兄の百鬼丸と弟の多宝丸は
同じ
だと・・・

二人とも欠けているものがある
それは母親の愛であると
それゆえにそれが埋まるまで
心が人間に戻れないと


この「どろろ」は
題名がなぜ「どろろ」なのか?

それは物議をかもしてきたのだが、
どろろは、「人として生きている基本となるもの」だと思うから
この話の中心なわけだな
これこそが手塚先生のヒューマニズムなのかな?

面白かった!




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