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2020年07月13日00:13

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乗鞍岳不戦敗

元々今日は70代の両親を連れて乗鞍岳に登りに行く予定であった。去年に木曽駒に行って意外と大丈夫だったので、バスで上まで行けて険路もない乗鞍なら問題なかろうと色々計画していた。北陸道から高山経由で現地へ行き、下山後は乗鞍高原で宿泊して松本か平湯周辺を観光して帰ろうと考えていた。
ところが、出発5日前に岐阜・長野を豪雨が襲う。R158が土砂崩れなどによって寸断され、上高地の観光客が孤立したとニュースが流れた。乗鞍岳へ通じる道路も雨量規制で通れないという。
日々やきもきしながら復旧の状況と天気予報を確認し、何とか乗鞍岳へ行けないかと祈っていた。中の湯と沢渡の区間は依然通行止めだがそれ以外の場所は通れるようになり、松本経由なら乗鞍高原へ入れるようになった。乗鞍スカイラインも通れないが長野県側のエコーラインは規制が解除されたという。これはひょっとしたらワンチャンあるんじゃないか?12日は梅雨の晴れ間で天気は回復傾向らしい。できれば行きたい。

しかし、昨日現地に電話して状況を直接聞いてみると、乗鞍スカイラインで土砂崩れが発生していて畳平も含めて通行止めが当分続くという話で、畳平が終点であるエコーラインのシャトルバスも当面運休らしい。いつも常駐しているタクシーも今は一台もいないらしく、まあタクシーは予約すれば県境までは連れて行ってくれるかも知れないが、畳平は閉鎖されているので店はどこも開いておらず、トドメに遊歩道や登山道が崩落しているという情報があるという。そらアカン。
山中において道がないところを歩くのがどれだけ困難極めるかは行者還岳や八ヶ尾山でイヤというほど身をもって経験している。ましてや70半ばの両親をそんなところへ連れていくなど話にもならない。
登山道が無事ならオレたち夫婦だけでカップラ持ってタクシーを呼んで無理やり登る案もあったのだが、その状況では無理だろう。また、乗鞍岳ではなく近隣の山に登って宿に泊まろうかとも考えたのだが、近くの御嶽山などもローウェイが止まっているらしく、まあ冷静に考えたら乗鞍岳がその状況で近くの山が無事に登れる保証はないわな。
まことに残念ながら今回は涙を呑んで旅行を延期とした。宿の方曰く今回は災害が原因なのでキャンセル料はいただきませんとのこと。コロナで客足も減っているだろうに心苦しいことである。状況が落ち着いたら必ずまた予約して泊まりに行きますから。

今朝、ホンマやったら今頃は乗鞍高原からバスに乗ってたはずやのにな〜などと思いながら起きてテレビをつけると、昨夜中央道で土砂崩れが起こり中津川が通行止めになったというニュースが流れていてちょっと乾いた笑いが出た。無理やん。

晩は両親を近所のすし屋にご招待して飲みに行く、残念会。
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