mixiユーザー(id:17050607)

2020年06月24日13:29

106 view

【猿が猿山に帰ればなくなるぞ】文明国民と非文明国民を混ぜるからいけない。

レイシズムが蔓延する社会事情とその解決策は? 短編版がネットで無料配信中『SKIN/スキン』
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=53&from=diary&id=6127976
「息ができない」。うつ伏せにさせられた黒人男性はそう訴えたが、白人警官はかまわずに膝で首を圧迫し続けた。2020年5月25日、米国ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが死亡する事件が起き、人種差別に抗議するデモが全米だけでなく、世界各地へと広まりつつある。日本でも、近年はヘイトスピーチや入国管理局での難民虐待が問題視されている。現代社会に深く根づくレイシズムの実情を生々しく描いたのが、実録映画『SKIN/スキン』だ。スキンヘッドに全身タトゥーだらけの米国レイシスト集団の内情を伝えるだけでなく、なぜ彼らは過激に白人至上主義を叫ぶのかという社会背景や、どうすればこの問題は解決できるのかにまで言及している点でも注目される。

 映画館でハードな社会派ドラマを鑑賞することに躊躇する人に、まず気軽に観てほしいのがネット上で無料配信されている短編映画『SKIN』(18)だ。上映時間はわずか21分。映画『SKIN/スキン』の公式HPにアクセスすれば、すぐに視聴することができる。無料配信だと高を括って観ると、ガツンとやられる。米国における人種問題を端的に捉え、またジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』(17)や『アス』(19)のような衝撃サスペンスとしての面白さがある。非常によくできたショートフィルムとなっている。

 短編映画『SKIN』は2019年の米国アカデミー賞短編映画賞を受賞するなど高く評価され、ガイ・ナティーヴ監督が満を持して完成させたのが長編デビュー作『SKIN/スキン』である。偏見と闘うバレエ少年の成長談『リトル・ダンサー』(00)に主演したかつての名子役ジェイミー・ベルが、全身タトゥーだらけのいかついレイシストを演じてみせている。共演も格差社会からの脱出劇『パティ・ケイク$』(17)で女性ラッパーを演じたダニエル・マクドナルド、マーティン・スコセッシ監督のオスカー受賞作『ディパーテッド 』(06)のヴェラ・ファーミガといった実力派がそろい、ドラマを盛り上げている。

 イスラエル出身のガイ・ナティーヴ監督は、米国社会に渦巻くレイシズム問題を非常に客観視して捉え、人種間のトラブルが多発しているのは社会構造や経済事情に元凶があることを明確にしている。米国の歴史に詳しくない日本人が見ても、とても理解しやすい。

 家族の結束をより固めるため、ブライオンは極右活動の急先鋒をいつも買って出る。顔面を埋め尽くすように彫られたタトゥーは、ブライオンが生きている証だった。反ヘイト団体と激しく衝突し、街で静かに暮らすイスラム教信者たちを排斥することに、生きがいを感じていた。

 暴力に明け暮れる日々を過ごしていたブライオンだが、そんな彼が恋に陥る。相手は3人の娘を持つシングルマザーのジュリー(ダニエル・マクドナルド)。娘たちにありったけの愛情を注ぐ、ポッチャリ体型の白人女性だ。彼女と結婚し、白人至上主義団体から足を洗うことを決意するブライオンだが、親代わりのクレーガーやシャリーンたちは認めようとしない。これまで団体が重ねてきた悪行の数々を、FBIにバラされることをクレーガーたちは恐れていた。

 まっとうに生きようとするブライオンの道は多難を極める。かつての仲間たちの嫌がらせに加え、「ハローワーク」で職を探そうにも、レイシストとして悪名を馳せていたブライオンはブラックリストに入っており、まともな仕事に就くことができない。自分の過ちを悔い、更生しようとしても、社会は受け入れようとしない。それがレイシストたちの置かれている現実だった。

 ホワイトトラッシュと称される白人の低所得者層は、子どもを学校に通わせることもままならず、定職に就くこともできず、その結果としてアルコール依存やドラッグ依存に陥ってしまう。ブライオンのように更生を願っても、行政は手を差し伸ばしてはくれない。白人の仕事を奪ったのは黒人や移民たちだと、激しくヘイトするようになる。プアホワイトにとって、レイシズムが心の拠り所となっている。

 人種差別の行き着く先を描き、日本でもスマッシュヒットを記録した実録映画に『ホテル・ルワンダ』(04)がある。アフリカのルワンダ共和国は、植民地時代に宗主国ベルギーが統治しやすいようにフツ族とツチ族とを意図的に差別する政策を敷き、植民地支配が終わっても差別意識は残った。そして、1994年にフツ族過激派による「ルワンダ大虐殺」が起きた。100万人近いツチ族が殺害された、現代のジェノサイドだった。植民地時代の支配層が考案した「負の歴史」が招いた惨劇だった。

 では、どうすればレイシズムやヘイトスピーチはなくなるのか? 長編映画『SKIN/スキン』のキーパーソンとなるのは、ブライオンにとっては長年の宿敵である黒人の活動家ダリル・L・ジェンキンス(マイク・コルター)だ。反ヘイト団体を運営するダリルのことをそれまでさんざんディスり続けてきたブライオンだが、誰にも頼ることができず、藁にもすがる思いでダリルに救いを求める。ブライオンが本気なことを知り、ダリルは反ヘイト団体のネットワークを活かしたサポート体制を整える。

 ブライオンひとりをレイシズム団体から抜けさせただけで、米国の人種差別問題が解消できるわけではない。でも、更生の道筋をつくることに大きな意味がある。憎しみの塊だったブライオンを、寛容さで受け入れるダリルだった。

 ブライオンの事情を知り、彼の全身に施されたタトゥーの除去手術に掛かる費用を全額提供することを申し出る篤志家も現れる。ブライオンを苦しめ続けてきた怒りの連鎖が、寛容の輪へと変わっていく。当然ながら、タトゥーの除去はかなりの痛みを伴う。ブライオンは合計25回、16カ月間にわたって除去手術を重ね、生まれたままの姿に戻る。除去手術に伴う痛みに耐えることは、ブライオンにとっての贖罪行為でもあったに違いない。

 経済不況が長引けば長引くほど、レイシズムは強まり、ナショナリズムを求める声が大きくなっていく。そんな中、タトゥーの消えたブライオンは新しい転居先で、新しい人生を歩むことになる。レイシストたちには怒りや憎しみではなく、社会的包摂と寛容さを、そして永続的な経済政策を。アウシュビッツサバイバーの孫であるガイ・ナティーヴ監督は、とても分かりやすく差別問題の解決策を実例に沿った形で提示してみせている。

『SKIN/スキン』http://skin-2020.com

製作・監督・脚本/ガイ・ナティーヴ

出演/ジェイミー・ベル、ダニエル・マクドナルド、ダニエル・ヘンシュオール、ビル・キャンプ、ルイーザ・クラウゼ、カイリー・ロジャーズ、コルビ・ガネット、マイク・コルター、ヴェラ・ファーミガ

配給/コピアポア・フィルム R15+ 6月26日(金)より新宿シネマカリテ、渋谷ホワイト シネクイント、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開







家族の結束をより固めるため、ブライオンは極右活動の急先鋒をいつも買って出る。顔面を埋め尽くすように彫られたタトゥーは、ブライオンが生きている証だった。反ヘイト団体と激しく衝突し、街で静かに暮らすイスラム教信者たちを排斥することに、生きがいを感じていた。
>>イスラム教徒が静かに暮らしてるとかなんの冗談だ?
 いついた国で女王は自宗教に改宗すべきだとか言ったり酒場に乗り込んでコーランを振りかざして酒飲むなとか言ったり。まともな国ならお情けでいることは許してもらえるのに、調子に乗るから嫌われるんだよ。
 こんなくだらん映画作る金があったら、それ突っ込んでバカどもを真人間に躾け直してやれよ。朝鮮人とか中国人とか砂朝鮮とか黒朝鮮をな。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する