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2020年03月08日12:47

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新聞

実家では西日本新聞というのを取っているのだが、最近は薄くなったし広告だらけである。ある日曜日の版だと24ページで、全面広告ページが6ページ、その他のページも3割方広告だし、2ページはTV、ラジオ欄だから、実際の記事は半分よりちょっと多い程度だろう。
 薄くなったし内容も薄い。内容が無いようである。その内容の方はずいぶんと韓国に忖度している。例えばこちらの記事だが、西日本新聞にはこう掲載されていた。
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/538896/

 これの元ネタはこちらだろうけど、こちらには文大統領がとんでもないことを言っていることが書いてある。
https://japanese.joins.com/JArticle/257082

 「一度合意したので過去として過ぎ去ったとして終えられるものではない」と、いくら話し合って合意したとしても、それはいつでも覆せると言っているのである。こんな重要な部分を省くなんて、韓国に忖度していると言っても間違いでは無いだろう。

 左翼系の新聞なので、北欧の環境少女は大好きである。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/568328/

 そこまで応援したいのなら、新聞が手本を見せるべきだろう。具体的には新聞の紙での発行をやめたらどうだろう。新聞紙の生産に一体どれだけの森林資源が費やされ、その配達など流通にどれだけのエネルギーが費やされていることか。日本の新聞紙の生産量は260万トンだという。一方、米国では119万トン。人口半分で、新聞紙は倍以上生産されていることからも、日本の新聞の発行部数の異常さがわかる。そうして発行した新聞の何割かは配達されることもないと聞く。これを環境少女が聞いたら「なんてことを!」と怒るかもしれないが、その時はここに書いてある謝罪の台詞を言ってみて欲しいものだ。
 なお米国での新聞紙の生産は2000年がピークで650万トンだったのが、今は119万トン。一方日本は2007年がピークで380万トンがやっと260万トンになっただけである。
 紙での発行をやめて「これだけ森林資源を守り、印刷、流通で排出していたCO2をこれだけ減らせました」とでも言うことができれば大したものだと思う。もっとも新聞社が存続していればの話だが。

 もちろん辺野古への基地移設は反対である。「辺野古」で記事を検索するとこの通りである。
https://www.nishinippon.co.jp/search/?utf8=%E2%9C%93&q%5Btitle_cont%5D=%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4&button=

 この新聞だけ見ていると、沖縄で埋め立てが行われているのは辺野古だけ、みたいな感じで、「沖縄 埋め立て」で記事検索をしてもゼロだが、実際はこの通り。辺野古なんてごく一部である。自然の海岸線の方が少なくなるくらいに埋め立てているのになんで辺野古だけ問題視?、と思いたくなる。
http://www.ne.jp/asahi/awase/save/jp/data/higatagenjyou/

 新聞を皮肉るフレーズに「インテリが作って、ヤクザが売って、バカが読む」とか言うのがあるそうだが、読者は実際にバ○なんじゃ、と思う。というのも読者投稿欄に「日本もスイスみたいに軍隊も無い、永世中立国になればいいな」という驚くべき投稿があったから。70歳台の人の投稿だが、その歳になってスイスに軍隊が無いと信じている人がいるとは思わなかった。スイスと言えば徴兵制ありの国民皆兵で、いざとなれば焦土戦術も辞さない国である。スイスは酪農と時計で生計を立ててきたとでも信じているのだろうか? 傭兵と武器輸出で食ってきた国である。
 こんな投稿を載せる新聞もどうかと思う。投稿者を○カにしてさらし者にでもしているのか、もし新聞記者も「スイスに軍隊は無い」などと信じているとしたら、「インテリが作って」の箇所は「バカが作って」に変更すべきだな。

 さらには年末に政治家が派遣村だか生活困窮者のところに行って奉仕活動をしたとかでそれに感動するような投稿もあったが、これを単なるパフォーマンスと見ない方がおかしい。よく言われるが、政治家の仕事は釣った魚を与えることでは無く、魚の釣り方を教える、漁場を整備することだろう。どう見てもパフォーマンスにしか見えないことに感動したってほめ殺しか。

 最近気がついたと言えば、折込広告でパチンコのが無くなっている。IR基本法を「カジノ法案」としつこく批判していたので、文句が来たのだろう。元からギャンブルの類いに批判的だったら、最初からパチンコの広告なんて受けないはずで、言われてやっと気がついた、といったところか。まぁこれでまた収益源が一つ減っただけだろうけど。

 そんなこんなで、こんな記事ばかりでは毎年、発行部数が減っていくのは当然だろう、と思いながら見ている。さて潰れるのはいつの日か。そう遠くないような気もするが。


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