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2020年06月16日15:05

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小説「菓子屋横丁月光荘3〜文鳥の宿〜」ほしおさなえ

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あらすじ
同じ造りの二軒の家の片方が消失して十余年。
残された〈二軒屋〉は川越の「町づくりの会」によって、昭和の生活を紹介する資料館として改修されることに。
片付けのボランティアに参加した守人は家の声の導きで、天袋に収められた七段飾りのお雛さまを見つける。
しかしなぜか、三人官女のひとつが欠けていた。
雛飾りの持ち主を探す守人たちは、二軒の家に暮らした家族の想いに寄り添ってゆく。

守人にとっては、家の声は生活の一部になっているのだろう。
家の声の導きにより、雛人形を見つけるというから、凄い能力だなと思う。
遊びの貝合わせが出てくるけれど、すごく楽しそうだなぁ。
昭和の生活を紹介する資料館、中々素敵な資料館だなぁ、と思う。
そうそう、守人が過去と対峙するシーンが印象深かった。

このシリーズ、骨格がしっかりしているなぁ。
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