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2020年05月24日23:34

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稲村ヶ岳 / やっと快晴の女人大峯へ!

1ヶ月半ほど自粛していた登山であるが、ようやく緊急事態宣言が解除されるそうなのでそろそろどこかに登りに行こうということになる。
金剛山や葛城山は人が多そうなので、人が少なそう&近くにある温泉が開いている場所を探し、稲村ヶ岳に行くことに決定。

稲村ヶ岳は何度も登ろうとしては悪天候のため断念し、4年前にようやく登頂を果たした時もガスガスで眺望もクソもない状態だった。晴れた稲村へ登るのは初めてとなる。
4時半に自宅を出発し、6時すぎに洞川温泉に入る。登山口の母公堂に車を停める。駐車料金は800円。以前来たときは500円だったような気がするが、値上げしたのだろうか。

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母公堂の前で。

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役行者のお母さんが祀られています。

6時半に登山開始。雰囲気の良い杉林の中を登っていき、50分ほどで観音峰への分岐がある法力峠に到着。さらになだらかな歩きやすい道を進んでいく。

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法力峠。

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花は咲いてるし天気もいいし気持ちいい。

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あのとんがったのは大日山かな?

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こんな桟道があちこちにある。

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峠から30分でパオーン杉に到着。以前来た時は見つけられずにスルーしてしまったのだが、見つけてみるとなぜこんなに存在感のあるオブジェクトをスルーできたのかとさえ思う。

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これはまさにパオーン杉と呼ぶ他なし。自然の造形美にブラボーである。

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時々こんなクサリ場もあり。

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桟橋ブッ壊れてる。

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8:40ごろ、稲村小屋のある山上辻に到着。小屋にはトイレもあるのだが現在はコロナの影響で閉鎖中なので注意されたし。

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小屋に荷物をデポして空身で山頂へ向かう。

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20分ほどで大日のキレットに到着。前回は天候がよくなかったので止めておいた大日山であるが、今日は行っときましょう!

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ロープのかかる岩場やハシゴ、空中回廊と呼ばれる高度感ものすごい鉄橋などを通過してよじ登っていく。

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9:15、大日如来の祠がある大日山に登頂。

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山頂にはコロナ禍収束祈願の看板があったが、コロナウイルスは紫外線に弱いらしいので太陽の化身である大日如来にお願いするのはなるほど確かに理にかなっているのかも知れない。

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大日山からすぐ隣にある稲村ヶ岳までは20分程度。9:35、展望台のある稲村ヶ岳(1,726m)登頂。前回はガスで全く眺望がなかったが、今日は360度の素晴らしい眺め。山上ヶ岳から弥山と大峰山脈の山々がすぐ近くに。これだよこれこれ。これが見たかったんですよ。

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山上ヶ岳方面。

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弥山方面。あの後ろには近畿最高峰の八経ヶ岳が。

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しばらく眺望を楽しんで稲村小屋へと戻る。小屋の前のベンチでちょっと早めの昼食。4月の二上山に続いてホットサンドを焼く。うんめぇ〜。小鳥の鳴く声を聴きながら自然の中でのランチタイム。贅沢な時間だ。

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11時に稲村小屋を出発し、レンゲ辻へ向かう。前回はレンゲ坂谷の増水を嫌って避けたが今日は大丈夫でしょう!

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金剛山、大和葛城山、二上山が遠くに見える。

レンゲ辻へのルートは最初は歩きやすいなだらかな道だったが、念仏山の北側のトラバースに入ると足元の悪い絶壁の道となる。

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50分ほどで女人結界門のあるレンゲ辻に到着。ここから山上ヶ岳へは女人禁制となる。もちろんそちらへは行かずに下山開始。

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レンゲ坂谷はザレザレの急坂、大岩ゴロゴロのガレ場、足場の悪い高巻きとなかなかの難路が続く。美しい水の流れとせせらぎの音に心癒されるのが救いといえば救いか。

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木製階段。下山の時はありがたい。

ガクガク笑うヒザに対し脳内で大木こだま師匠が何度目かのツッコミをし始めた頃に林道のアスファルトが見えてくる。

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清浄大橋を経て14時前に母公堂に戻ってくる。
その後はごろごろ水を汲みに行ったり川魚センターに行ったり、入場制限付きではあるが営業している洞川温泉センターへ汗を流しに行く。楽しい一日となった。
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