日刊ベリタ記事の転載です。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=202005041941371
2020年05月04日19時41分掲載 無料記事 印刷用
コラム
新型コロナウイルスは改憲への絶好のチャンス 暴動が頻出すれば緊急事態条項に賛成者が増えるだろう・・・
安倍政権の新型コロナウイルスへの対策の遅さや疑わしい政策、さらには外出自粛で窮乏化する国民への支援金の低さと遅さは、単に政府の無能力というだけではないかもしれない。
窮乏化する人々による暴動
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TVで最も過激なシーンを繰り返し放送
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非常事態宣言を改憲に盛り込むとして選挙で圧勝
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メディアを動員して改憲を実現し、非常事態宣言の発令で
国会閉鎖
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反政府的な知識人、ジャーナリスト、芸術家の逮捕・処刑
反政府的な教育研究機関および企業の閉鎖
労働組合を国家組織に一本化
放送局・新聞社・劇場などへの検閲の復活
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非常事態宣言の更新を続ける
この憲法改正が実現するなら、民主主義を求める人々は、いわば韓国の李承晩時代、台湾なら蒋介石時代に戻って、民主化運動を一からやり直すことになるだろう。軍事独裁政権との民主化闘争は韓国でも台湾でも30年〜40年は最低でもかかった。その間、血も流れた。日本の民主化運動はこれから長い弾圧と流血の闘争に入るかもしれない。
南田望洋
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