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2020年05月08日20:44

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わかりやすい実例で、おもしろい

■「ロックダウン」教授、外出制限中に自宅で密会 英国
(朝日新聞デジタル - 05月07日 09:14)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6073269
言い訳でますます炎上するところも、世界共通で興味深い。
「教授個人にとっての感染リスク」はさほどでもないだろう。
もっとも、そこまで「抗体」が感染阻止に関して絶対であるかどうかは疑問が残る。
治癒後の再感染の報告は世界中で多数あるわけだし。
一市民である38歳女性については、密会中はともかくそこへの往復での接触はあり得るわけなので「誰にも会うことなく歩いて」直行直帰したのならそれほど問題にはならないだろう。
しかし、全員わかっているようにポイントはそこにはない。
数理モデルから「ハードな隔離」を実現しようという立場からすれば、事情は無関係に「不要不急の接触はリスクをあげる」わけだから本件は例外にはできない。
イギリスでの一般人の反応は「他人には徹底を強権的にさせておきながら自分は別なのかよ」というかなり感情的な反発だと思う。
ムカついたわけだね。
それは本人もわかっているから、バレたら委員とかいうポジションでの発言は不可能なので辞任するのは当然だろう。
数理モデルは驚くほど雑で簡単なものなので、委員として「余人をもって代え難い」ような人物はいないと思う。
付言すると、モデルはモデルなのだから、パラメータはデータが得られるたびに修正するのが当然で、そこから見通しの数値もまるで違うものになる。
仮定の多いモデルでも、これだけデータが豊富になってくればそこを入れ直してより実用的なものになっていくわけである。
いろいろ調べてみたら「モデル自体不備がありすぎるようなので出直してきます」でもいいのではないだろうか。
「無理矢理隔離」で、ずいぶん今年はインフルエンザの感染者が少なかった。
定点観測を行っている多くの感染症が一様に減少している事実をふまえるなら「外に出るなと言われていたので例年なら受診するはずの患者さんが在宅で直してしまった」例も多かったかもしれない。
もとデータが歪められたという部分もあるだろうが、それでインフルエンザ罹患者の重症化例が顕著に増えたのでなければ、結果オーライと言えなくもない。
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